07Jan 2017
入試会場で5年生の姿を見かけることがあります。
いよいよ自分の番だ、という意識を持たせたい、と思っておられるお父さん、お母さんも多いかと思うのですが、あんまりピンと来ていないような感じがします。
あの校門前の独特の雰囲気も、「朝から大変だなあ」とは思っても、それが自分に返ってくることはあまりない。
まあ、そんなもんだろうと思うのです。
だから、あまり入試見学は薦めていません。まだ1年あるので、少しずつ意識が上がっていけばそれで十分でしょう。
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最終更新日: 1/8/17, 5:55 AM
06Jan 2017
先生にもいろいろなタイプがいますが、その中に教えたい先生、がいます。
子どもがわからない、というと、すぐ教えてしまう。
どうだ、こんな解き方もあるんだぞ、みたいな感じ。
確かに玄人受けする解き方かもしれませんが、それで子どもたちはまずできるようにはならないのです。
むしろ、教えない先生についた子ができるようになる。
ところが、最近の子どもたちの様子を見ていると、すぐに「教えて」モードに入る。今までたくさん教えてもらっているから、自ら解決しようという気にならない。
さらに言えば、やらなければいけない問題がたくさんあるから、そんなに最初からひっかかっていられない、という意識もある。じゃあ、教えたら次にできるようになるか?と言えば、まずできるようにはなっていないのです。
つまり、自分で考えないとできるようにはならない。
したがって先生としては子どもたちの「教えて光線」に耐えつつ、「だめ、もう一回」というのが本当は正しい。
積み残したら、まあ、それは一旦切り捨てて、とにかくできる問題を一問でも増やした方が良い、と考えてください。
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最終更新日: 1/7/17, 5:55 AM
05Jan 2017
塾の日数が近年本当に増えています。
子どもの数が減って、家の中で子どもとお母さんが対峙する。毎日「勉強しなさい」と言い続けるのはいやだから、塾で勉強してもらって、ウチではまあ、のんびりしてればいいから、ということをお母さんは望んでいるのだろう、と思っているのか、まあ、週4日、5日という塾が出てきている。
それだけ行っていれば、何とかなるんだろう、と親も思いたいのかもしれませんが、しかし、多分できるようにはならないだろうと思うのです。
ただ、ただ教えられる、あるいは、その場で解かされるといっても、自分で考えていないと、できるようにはならない。
逆に家でひとりでやっても、自分で考えていれば確実にできるようになるわけです。
新6年生になって、塾の日数が4日以上になるのは、自分で復習できる時間が確実に減るので、空回りが始まる可能性が高くなります。直前期はまあ、そういうこともあるかもしれませんが、それはあくまでパワープレーであって、1年間もそんな生活は相当しんどい話だと思います。
フリーダム進学教室
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映像講演 第2回母親講座 家庭学習をどう充実させるか
最終更新日: 1/6/17, 5:55 AM