14Jan 2022
塾の日数が増える…
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント

塾の新学年は2月です。

学校の学年が上がるのは4月ですが、塾は一足早く2月に上がる。なので、「新6年生」といった呼称を使うところが多いのですが、学年が上がると通塾日数が増えるところが多いでしょう。

5年生になったら週3日から4日、6年生になったら週4日~5日。

週5日というと、ほぼ毎日塾に行くようなもので、一体どうやって復習とかするのだろう、と思ってしまいがちですが、通塾日数の多いところは塾でなるべくやらせようとするので、その分家ではやらないという前提で組まれています。

しかし、ホントのことを言えば、当然出来には個人差があるわけで、それを調整する時間はやはり必要。だから週3日がひとつの限界だろうと思います。でないと、自分で勉強する習慣になっていかない。いつでもやらされる、という流れになるから、創意工夫が育たない面があるのです。

で、実際にそれだけの授業日数になると、「ウチの子には向かないかな」と思うことがあるでしょう。

それはしっかり考えてください。

あるお父さんは5年生の新時間割を見て、「これは持たない」と思ってやり方を変えることにしたそうです。どうやったら結果が出るか、を考えればいろいろなやり方が見えてくる。

今年は特にまだコロナ禍で、まだ感染が終息するような状況ではないですから、しっかり家で勉強できる組み立てをまず考えていくことが大事です。

新学年になったから増えるのが当たり前、ではなく、本当に効果が上がる勉強なのかを吟味してください。

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最終更新日: 1/13/22, 5:37 PM
10Jan 2022
勉強を楽しくやるには
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 学習のヒント
成績の悪い子にとって、勉強は苦痛です。

「途中でいやになっちゃう」
「わからないから、時間ばかりかかっちゃうし」

そうでしょう。
だから、勉強が面白くないし、やりたくもない。

私はゲームが得意ではない。あんな小さな画面でものを追うのはいやだし、手が子どもたちみたいにそんなに動かない。だからやりたいとも思わない。

でも、子どもたちは夢中でやっています。
「楽しい。」
と感じているでしょう。ただ、私のようにできないのではない。基本的には「できる」から楽しいのです。

勉強が楽しくなるためには、「できない」といけない。

しかし、今の4・5年生は早くから塾に行き、すぐ組み分けテストが始まり、毎月その結果で席の移動もクラスの昇降もあるわけだから、実は「できる」と思っている子の方が圧倒的に少ない。

ここに今の子どもたちの危うさがある、と思っています。

中学受験は子どもの成長に個人差がある。だから、自立してない子にとって決められたことをやること自体が難しいし、しかし結果はつきつけられるから、勉強を楽しく感じられる場面はあまりないでしょう。

結果として自信を失い、やる気を失って、受験にならなくなることが多いのです。

別にカリキュラムについていけなくてもよい。ただ、勉強はおもしろいものだ、勉強は自分でやるものだ、ということが身についていく方がクラス分けで上位にいるよりも大事なことです。

そこに目を向けず、クラス分け対策プリントをやっても、子どもががんばるはずがありません。

だから、できることをしっかり見つけて、まずそれをやる。そして「しっかり」ほめる。このプロセスを忘れてはいけません。できないことばかりを嘆くのではなく、できることに注目してあげてほめる。

個別ワークスの担任の最大の役割は実は「ほめる」ことなのです。

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最終更新日: 1/10/22, 6:07 AM
06Jan 2022
基礎を固めて、学校別傾向で応用の枝葉を伸ばす
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント
元々中学受験の範囲は学校で言えば中学2年程度までには及んでいます。

本来中学受験であれば、小学校で習ったことで勝負できればいいわけですが、それだとなかなか差がつかないので、小学生でも分かる、という範囲になっている。小学生でも分かるというのは、なかなかつかみどころがないので、どんどん範囲が広がってきたところがあるわけです。

それで塾は、「どこを受けても大丈夫なように鍛える」というような勉強の仕方をさせます。しかし、それは途方もない部分がある。だから多くの子どもたちが大変な思いをしているわけです。

では、どうやればシンプルにできるのか。

中学受験は独自入試です。

すべての学校が自分たちの入試問題を作る。

各校にはとりたい生徒像があり、必要だと思われる資質があるから、問題が学校ごとに違います。

レポートの多い学校は記述を出したいと思うだろうし、バランスの良い子がほしいと思う学校は、多くのテーマから少しずつ問題を出す。

結果としてそれぞれの学校に出題傾向が明確に出てくるのです。ならば学校別の傾向からある程度、やるべきことを絞ることができる。

そこでフリーダムでは「基礎を固めて、応用の枝葉は学校別傾向で伸ばす」という方法にしたのです。受験勉強は「合格するために」やるのだから、「出るものをやる」のが一番です。

逆に5年生の間はとにかく基礎をしっかり固める、ということに費やす。応用問題の練習は、過去問や学校別傾向の問題演習のところでしっかりやっていけばいい。それを考えられる基礎力をしっかり育てることが大事なのです。

捨てるものがあることは、効率を上げることになるのです。5年生のこの時期はカリキュラムに追われることが多いものですが、まずは基礎に特化していくことが大事ではないかと思います。


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最終更新日: 1/5/22, 11:34 AM