15May 2018
睡眠時間に気をつける
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 学習のヒント
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フリーダム進学教室 夏期講習のお知らせ
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そろそろ体調を崩す子が増える時期です。

この時期は疲労がたまりやすい。4月5月とイベントが続いたり、時期が良いですから運動が多かったり。あるいは修学旅行が入る場合もあるかもしれません。いずれにしても、忙しいので、なかなか勉強が進まない。塾もあるし、宿題もある、ということで子どもの就寝時間がどんどん遅くなってくるのです。

本当は10時半、遅くとも11時と思っていたのが、大人も遅くなりやすい時期なので、ついつい遅くまで起きていて、就寝が12時を回ってしまう、という子どもたちも多いのではないでしょうか。

ところが、この夜遅く勉強する、というのが子どもにはあまりよくない。というか、あまり効果が見られない。

くたびれているので、そう進まない。しかし、やらなければいけない、という締切効果があって、なんとか目を開けていられるのでしょうが、そうでもなければ、机の上につっぷして眠ってしまう場合もあるかもしれません。

中学3年生や高校生だと遅くまで勉強することは可能でしょう。それだけの体力もできているわけですが、小学生はその力がありません。だからその分、準備期間も長くなっているわけですが、だからといって遅くまで起きていられるわけではないのです。

で、それが蓄積してくると、体調を崩します。なんか鼻がぐずぐずしていたり、あるいはだるかったり。子どもは成長期ですから、基本的に睡眠が必要なのです。1日の睡眠時間が5時間程度では全然足りません。

同じ1時間勉強するのなら、ゆっくり眠った後にやった方がよほど効果があるのです。

「でも、うちの子は起きられなくて」

という場合があるでしょうが、それは基本的に寝ていないから。遅く寝て、早く起きるなど、もっと無理な話です。早く起きるのなら、当然早く寝なければなりません。理想としては10時半に寝て、6時半に起きる。そして1時間勉強する。それならば夜遅くの2時間ぐらいの勉強は何とかなるし、しかも良く頭に残ると思います。

子どもは成長している時期ですから、無理は続かない。

本人は何とかしたいと思っても、まだそれができる年齢ではないので、無理はさせないように注意してあげてください。

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フリーダム進学教室 新連載 学校訪問シリーズ
New第3回 桐光学園

今日の田中貴.com
式を書く習慣をつける


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
過去問の勉強は時間がかかる

中学受験 算数オンライン塾
5月16日の問題






最終更新日: 5/16/18, 5:55 AM
28Sep 2016
記述式のねらい
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 学習のヒント
最近は国語ばかりでなく、算数の記述も多くの学校で出題されるようになってきました。

算数の記述というのは、要するに解き方を説明せよ、ということなので、式を書いたり、グラフや図を書いたりしながら、正答を求めていくわけですが、学校としては2つの狙いがあります。

算数の問題はレベルをあげると、解くのに時間がかかります。したがって、問題数は少なくなる。問題数が少なくなって、答えだけに○をつけていくと、平均点が非常に悪くなる傾向になります。数が少なくて問題が難しいわけだから、これは仕方がない。

しかし、そうなると差がつかないということになる。同じできないでも、多少の違いはあるはずで、じゃあ、それを見せてもらおう、ということで記述式にする。つまり部分点をつけて差を広げる、ということなのです。

もうひとつの狙いはやはり自分の論理をしっかり組み立てているかを確認する。表現力があるか、というところも記述式では明らかになるから、子どものいろいろな素養が見られることになります。

例えば、字。

普通に答えだけを書いている分には、そう差がつくわけはないが、記述式の答案を見れば、丁寧に解いているかなどは、一発でわかる。

したがって、その狙いに合わせた対策を考えていく必要があります。その第一歩は式を書くこと。

月例テストでは、いろいろな問題を確認しなければならないので、すべての問題を記述にしているわけではありませんが、しかし、やはり日頃からなるべく式を書く指導をしているのは、記述式の学校にも十分対応できる力を養っていきたいからです。
最終更新日: 9/28/16, 9:17 AM
26Sep 2016
ことばは耳から教える
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 学習のヒント
中学入試の問題に採録されている文章というのは、別に小学生に向けて書かれたものではありません。

したがって使われている言葉が難しいという場合もある。

入試問題を解いていて、知らない言葉にぶつかることも多いものです。でも、それをきっちり調べているか、といえばそんなことはないでしょう。

まあ、何となくこんな意味かな、と思ってスルーしてしまう。

しかし、実際に正しい意味をつかんでいるかどうか、わかりません。だから後からそれを知って「え、そういう意味だったの?」とびっくりすることもあるわけです。

で、子どもたちが読む全ての問題を片っ端からチェックするなどの不可能ですが、たまには子どもに音読してもらって、それを横で聞いてみてください。

すらすら読める言葉ではあれば問題ないが、ちょっとひっかかるような言葉があれば、意味を尋ねてみると良いでしょう。

で、知らなければ辞書を引きなさい、ではなくて、すぐ教えてしまう。

その文章に即した意味さえわかればいいのです。その時、当然、子どもたちを会話をしているわけだから、その言葉についての会話が子どもの耳から入っていく。

子どもにとっては言葉は耳から覚える方が頭に入りやすいので、それを積み重ねていけばいいのです。

子ども同士の会話だけではなかなか語彙は増えないので、こういう機会をぜひ作ってください。
最終更新日: 9/27/16, 8:35 AM