18Aug 2020
過去問の計画を考える
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

これから過去問をやりこんでいく時期に入ります。

第一志望、第二志望あたりまでは2回ないし、3回。第三志望以下も最低1回はやっておきたいところです。

で、やれば当然やり直しが必要になるわけで、試験時間の倍ぐらいの時間が必要になります。したがって、ある程度計画を立ててやり続けていかなければいけない。

そこで、秋の学習計画を立ててください。

多くの塾では、秋になると塾の回数が増えます。これまで日曜日に授業がなかったところも日曜日に授業が入る。

その分、家庭での学習時間が減ります。

したがって、思うほど勉強が進まないということが起きやすい。授業が増えれば、当然、復習の時間もいるし、宿題もやらなければいけないから、それは当たり前の話です。

そこで、塾のスケジュールを入れてみて、いったい入試までにどれだけ家で勉強できるかを考えてみてください。

そして、その時間をまず過去問に割り当てる。2学期の塾が始まったところで、授業の復習や宿題にどのくらいの時間がかかるかもわかってくれば、さらにそれを割り当ててみてください。

終わらない?

そう、そういうことが起こるのです。

ですから、本当に授業を増やしていいのか、という問題が出てくる。

増やすのが学校別の授業になるのなら、それは優先しなければならない、ということであるならば、他の時間を見直すしかない。

本当にすべての授業に出なければならないのか。

塾によっては「過去問をやるよりも、塾のことをやりなさい。」と指導するケースもあるでしょうが、やはり過去問はしっかりやるべきなのです。

過去問以外にも、暗記テキストをやらなければいけないし、模擬試験のやり直しもあるでしょう。

やることは増えるが、しかし、家庭学習の時間は減るのでかなり厳しい状況になっているはずです。

早めに計画を立てて、時間を調整しないと、時間はどんどんなくなっていきます。

今月中に秋の学習の見通しをまず立ててください。



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最終更新日: 8/18/20, 5:29 AM
17Aug 2020
自分で勉強する力は持ち合わせいる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

子どもは自分で勉強すれば、それなりにちゃんとできるようになります。

問題はその力をどうやって引き出すか、だけなのです。

もちろん、そこに塾の先生やあるいはシステムが貢献することはあるでしょうが、しかし、いったん引き出されたら後は本人の勝負であって、合格ラインまで頑張りきれるかどうかにかかっている。

その意味ではまだまだ多くの子どもたちに合格の可能性がたくさん残されていると思っています。今の成績がどうであろうと、全然できないと思っていようと、その流れがどこかで変われば、合格に向けて突き進めるようになる。

問題はそれをどうやって引き出すか、ということであり、それは「勉強しなさい」と言ったところで変わらない。

5年生から始めても、しっかりそういう力が出てくれば何も問題はないのです。逆に早くから始めても、なかなか自分で勉強するようになっていないと、成績は伸びません。

お盆休みが終わり、これからさらに練習が続きますが。合格に向けて一気に力を伸ばすことはまだまだ可能です。

本当のことを言えば、もうだれもが自分で勉強する力を持ち合わせているので、あとはそれをしっかり引き出してあげることが大事です。


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最終更新日: 8/17/20, 2:34 AM
16Aug 2020
過去問を2段階で解く
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

過去問の勉強が進んでいると思いますが、特に算数についてはこんなやり方もあります。

まず、時間を計って解く。

この時は、難しい問題は避ける。つまり自分が解けそうだ、と思う問題を先行させる。難しい問題は後回しにして、正確にていねいに解き、時間以内にできる限り点数をとるようにします。

次に答え合わせ。

自分が手を付けた問題は、基本的に○でなければいけない。

ただ、そう簡単にはいかないので、ミスが出ているでしょう。そのミスの原因をまずしっかり反省する。どうして、そういう勘違いをしたのか。計算間違いはなぜ起きたのか。

ミスをした以上、それを防ぐ方法を考えます。具体的に、計算を見直すとか、問題の条件に線を引くとか、まあ、そういった具体的な方法を考えて、これもノートに書いておき、次にやるときは実行するようにします。

その次に今度はできなかった問題を、時間を気にせずに解く。

解いてみると、「なんだ、簡単だった。」という場合があるかもしれません。

しかし、問題を解いている際にはそうは思わなかった。逆に言えば、それに手を付けていれば、もっと点数が取れたかもしれない。

逆に、解説を読んでみても、やはりよくわからない、という問題があるかもしれません。この場合は、深追いはしない。

むしろそれに時間を使わなかったことが正しかった、ということなので、それはそれで良し、としてください。

これを繰り返すと、

1 自分が取れる問題を確実に得点する練習

2 自分が取れる問題だと判断する練習

の2つができることになります。

入試においてはこの2つがしっかりすることが大事。みんなができなかった問題はできなくても大きな問題ではないが、みんなができる問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまいます。これは模擬試験も同じようにやっていくと良いでしょう。

模擬試験の本番では、とにかくできる限り自分が取れる問題に集中する。手をつけない問題はあってもいい。

その代わり帰ってきたら、しっかりすべての問題に時間をかけてみる。でも「これはなかなかできないな」という問題があれば、それはもう放置してかまいません。

放置する、という経験が自分が取れる問題だと判断できる根拠になっていくわけです。後でじっくりやり直すことで、できる範囲は確実に広がっていきますから、試験後のやり直しの時間を大切にしてください。



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最終更新日: 8/15/20, 11:04 PM