20Feb 2020
カリキュラムが済んだら次へ
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

毎年のことながら、5年生はこれまでの勉強の進み方が個々に違うので、それこそ個別の強みで、カリキュラムが終わればどんどん先に進むことにしています。

月例テストのスケジュールもありますが、別に時期を気にしない。比較をすることが目的ではなく、「わかったかどうか」を確認することが目的なので、カリキュラムが一段落したら、月例テストに進みます。

子どもたちの状況によって、進めるときは進めば良いのです。逆にうまくいかないときは、じっくり時間をかける。

6年生はこの時期、算数も理科も難しくなってきているので、用意した問題をやるのに結構時間がかかるときがあります。それも時間をかける。わからないことはなるべく放置しない。そのバッファーは講習時にも用意できるし、個別ですから普段でも追加することは可能なのです。

毎週ある時間数を決めてやっていくことが一般的な進め方ではあるものの、早く終われば先に進んで貯金をして、時間をかけるべきときにはしっかりかける。

そういうメリハリも本当は必要なことだと思います。




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最終更新日: 2/20/20, 6:13 AM
19Feb 2020
英語入試があるのなら
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

近年、英語入試をする学校が増えてきました。

すでに小学校でも英語が正課になっているし、早くから勉強を始めている子どもたちもいます。結果として英検準2級ぐらい持っている小学生はいたりする。

で、こういう子を採りたいというので、英語入試をする学校もあるのですが、しかし・・・。

そういう子どもたちが中1に入って学ぶ英語のクラスが「ABCから始まる」クラスというのはやはりおかしい。

その時間はまったくもったいないと思うのです。英語入試をやる学校は「英語既習クラス」を作るべきでしょう。そうでないと英語入試をする意味がない。

これは帰国子女も同じです。せっかく帰国で入ったのに、また最初から、では意味がない。この辺は受験するにあたってしっかり吟味した方が良い、でしょう。

英語入試はあるものの、既習クラスがない、というのであれば、英語入試を突破する意味があまりありませんから。


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最終更新日: 2/19/20, 5:25 AM
18Feb 2020
国語に力を入れよう
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

中学受験は、やはり算数中心に受験対策を組み立てることが多くなります。

その理由は算数の1問あたりの配点がどうしても大きくなるからです。それなりに考えて解く、という問題は、解くのに時間がかかる。

例えば50分の試験時間で大問は10問ぐらいが限界ということになります。

少ない学校になると4問ぐらいになるから、1問が25点。小問が3問あったしても8点ぐらいになる。

だから、どうしても算数に力を入れることになるわけですが、その結果として国語の手が遅くなるところがあります。

ところが国語は4教科の基礎的な部分があって、読解力がちゃんとついていれば他の科目でもちゃんと点数が取れる。

かつ読解の問題は説明文と物語文になるので、練習をしていくと確実に得点がとれるジャンルにすることができるのです。

算数と国語の得点が計算できるようになると、成績はかなり安定します。

だから早めに国語に力を入れておくと良いのです。

本を読む子は国語ができる、とは限りません。本を読む子は文章を理解することはできるが、問題の解き方をマスターしないと得点に結びつかないことがあるので、早めに力を入れた方が良いでしょう。

国語の問題を練習するにあたって、多くの問題は過去問が多いので、どうせ過去問をやるのであれば、早めに志望校の過去問にとりかかってもいいでしょう。

いずれにしても、これから半年間、国語の力をいれると良いと思います。

それが最後、得点力の上昇に寄与するでしょう。






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最終更新日: 2/18/20, 5:24 AM