15Oct 2017
いいなおすけ、と口でいうのと「井伊直弼」と文字で書くのでは、当然後者の方が時間がかかる。だから、つい、暗記テキストは赤いシートを使って、ただ見て覚えたりする子が多いのです。
ですが、試験は書いて答える。だから知っている知識をちゃんと文字に、正確な漢字で表せないといけない。
だからそういう練習をしないといけないのです。言葉では知っていても漢字で書けないと点数になりません。
近年、漢字指定の学校が非常に多くなっているので、社会の知識はきちんと漢字で書けるようにしておかないといけない。だってこの字は小学校で習ってないし、などと言っていてはいけない。
なるべく難しい漢字もしっかり覚えて、漢字で書けるようにしていく。
これから先、1点が合否を分けるのだから知っているのに漢字を間違える、などというつまらない失点は極力避けていきましょう。
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10月16日の問題

最終更新日: 10/16/17, 5:55 AM
13Oct 2017
この時期になってくると、覚えることもたくさんあるし、過去問もやらないといけない。しかし、国語の過去問は1回やってあるし、2回目はもう読んだ文章だから・・・、というので、つい省略してしまうことがあるものです。
しかし、最近の入試問題は決して小学生用の文章を使っているわけではない。むしろ高校受験の問題と大差がない。したがって語彙も難しいし、常に読む練習、考える練習、自分の答えを表す練習をしていかないといけないのです。
なので必ず1週間に何回か、ペースを決めて練習してください。できれば最低週2回。できれば3回はやりたい。
過去問が終わってしまっているのであれば、他の学校の問題で出題傾向が似ている問題でもいいでしょう。だいたいは物語文と説明文に集約されてくるわけだから、それを練習すればいい。そしてしっかり答え合わせをする。答えを間違えたら、どうして間違えたのかを考える。特に選択肢では何が本文の内容と違うのかをしっかり、見極めてください。
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10月14日の問題

最終更新日: 10/14/17, 5:55 AM
11Oct 2017
過去問をやったり、模擬試験の問題を解いている子どもたちの様子を見ていると・・・。
例えば算数なんか、もう1番の最初の計算からガリガリ始めていることが圧倒的に多いものです。
しかし、本当はまず最初に全体を見回すのが大事。
何番まで出ているのか、最後はどこなのか。
ときどき、解答用紙に問題がでていることがあったり、あるいは冊子をめくってみると、もう一問あった、なんてことはよくある話です。
例えば試験時間が50分であったとして8問出ていればだいたい1問には6分使えることになる。そして、半分の通過時間はだいたい25分。そして問題を見ながら、しるしをつけていきます。
これはできそうだ。これはやれる。取れる問題から先に取る、ということが大事です。さすがにこれまで勉強していると、自分の得意、不得意はわかるから、少し見ただけで解きやすいか、どうかはまあわかるようになっています。
だから、計算はもう少し後がいい。特に入試本番は、緊張しているし、すこし余裕がない。だから計算間違いをしやすいのです。
1行問題で、すぐわかるような問題を1題、2題解いてみて、それから計算をやればいい。そんな作戦を最初に考えていくと良いのです。
作戦を立てて、ミスがないように解き上げる。この問題は、見ただけで、ちょっと面倒だ。だったら、最後に回そうとか。まあ、そういうプランを簡単に頭の中で描いてから、スタートするように練習してください。
これは、入試だけやろうと思ってもなかなかうまくいかない。子どもたちは、やはり1番の計算からガリガリやり始めてしまうことが多いのです。模擬試験や過去問をやりながら、この「作戦をたてる」練習をしてみると、ミスが減り、自分ができる問題を確実に得点できる力が上がっていきます。
ぜひ、実践練習をしてください。
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10月12日の問題

最終更新日: 10/12/17, 5:55 AM