20Dec 2017
塾はできるなら早くから通ってもらいたい。だから、低学年からのコースを持っている塾が多くなってきました。
で、最初はそういうクラスで、成績もまあまあだったのだが、だんだん人が増えてくるにつれて成績が奮わなくなる場合が多いのですが、それは当たり前の話で、別にあまり気にする必要は本当はない。
しかし、成績が良かったのが下がった、と思いがちになる。結果として、自信がなくなり、学習に対する意欲がなくなってしまう場合が少なくない。
それに、最初の時期はそれほど勉強をしなくてもできる問題が多いわけですが、だんだん年齢が上がってくるにつれて取り扱う問題も複雑になり、難しくなるので、それなりに家でも勉強をしないといけないわけですが、そのくせがついていないまま、自信をなくしてしまうとこの後、本当に長い苦闘の時間になってしまう。
だからまずは自分で勉強する習慣をしっかりつける必要があるのです。そういう意識をもって勉強できるようになってからで塾は十分でしょう。しかし、そうならないままになってしまったら、やはり自分で勉強する習慣を強制的につけていく必要がある。
塾で預かってしまった方が覚悟ができていい部分もあるようです。
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17Dec 2017
パソコンで勉強する、というのはいろいろメリットがあります。
システムに入って動画を見たり、問題演習の答え合わせをしたり、学習履歴を登録して、自分のできない問題を抽出したり…というのはもちろんのことなのですが、理科社会のテキストはWEBにもなっているのです。
授業をやっていて、ああ、ここで写真を見せたいな、とか、ホームページにある説明を見せたいなとか思うことも多々あるわけですが、普通の環境では難しい。大型のスクリーンで見せる手もあるのですが、WEBテキストでは子どもたちが自分のペースでテキストを見ていくと、実はそこにクリックする場所があり、写真が出てきたりするわけです。
見れば一目瞭然、というところはあるわけで、その意味ではパソコンやタブレットで勉強することはやはり便利なことなのです。
見せるものをコントロールする必要は確かにありますが、パソコン=ゲームと考えず、子どもたちに上手に使ってもらえるようにしていきたいと思っています。
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16Dec 2017
最近の大手塾のスタイルというのはやはりシステム化、定型化されています。カリキュラムとテキストが決まり、月例テストに日程が決まっているので、それまでの間に教える内容を教えてしまい、練習させるべき問題を練習させる、というプログラムになっています。
したがって講師陣も決められた内容を決められた時間で教える。しかし、子どもたちの理解度には差が当然あるわけで、それを「塾が決めた時間」内に理解できる子がすべてというわけでは当然ありません。その分、それをどこかで復習したり、練習する必要があるわけですが、塾が決めている授業数なり練習の工数(問題数)が多ければ必然的に他のことをやる余裕はなくなります。
で、問題はこの流れに乗れなかったとき、なのです。乗れている分には別にどうこういう必要もない。そのまま乗って行けばいいわけです。ただ、乗れなかったら取り返せないのか?と言えばそんなことは当然ない。
しかし、同じやり方では難しいでしょう。なぜならばシステム化されている以上、あまり余裕を持たせない。いっぱいいっぱいの工数で組み立てて、他のことはできないようにできているからです。
だからうまくいかなかったら、やり方を変えるのが一番良いのです。もちろん多少なりとも時間をかけて様子を見ることは大事だが、それでも1年で充分。1年間大きな成長が見いだせないとすれば、それはやはりそのやり方を変えないと、同じことが続くだけ。
新学年に進むにあたり、もう一度良く勉強のやり方を点検してみてください。
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