01Dec 2017
自分で勉強する姿勢を身につけるために
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
昔は、お母さんが家にいないと中学受験は難しいと考えられていました。

やはり子どもが自分ひとりでちゃんと勉強しないので、横についていないといけない、からです。塾で習ってきたことを復習する、あるいは過去問の内容を吟味する。お母さんが横にいて一緒に勉強するスタイルが一般的でした。しかし、今は大分事情が変わっています。

お母さんが仕事をされているご家庭が多い分、子どもたちはひとりで受験勉強しないといけないことが多くなった。

が、子どもがしっかりするのは、やはり受験前に限られる。だから6年生の夏休みぐらいまでは「やった」「やらない」でお子さんと言い争いになるケースが多いのです。

本人が自分でやらないと勉強にはならないが、やはりそれなりに強制的に勉強する環境は必要なわけで、それをどうするか、が問題になっているのです。

で、それを実現しようと考えたのがスタディールームです。都合の良い時間に来て、子どもたちはWEB学習システムを使って勉強しながら、先生が直接質問に答えたり、記述問題の採点をします。個別指導をもっと合理化、能率化したようなスタイルになっているわけですが、大事なことはもうここにきたら強制的に勉強するしかない。

だから、自分で勉強する姿勢が身についてくる。最後学校別バインダーで勉強するにしても、志望校の過去問をやるにしても、自分で勉強するのが当たり前になればさらに実力が上がる。だから、最初の段階では塾でお預かりすることにしたのです。

この方式はセンター北だけではなく、オンラインでもご利用いただけます。子どもが勉強するPCに先生がビデオ会議システムで現れて、となりにいる感覚で勉強できるからです。

現在センター北、オンラインとも体験授業を受け付けています。ぜひお問い合わせください。

お問い合わせはお電話で
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受付13時~19時


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最終更新日: 12/2/17, 5:55 AM
28Nov 2017
集団授業と個別指導
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
これまで中学受験準備は集団授業が中心で、個別指導というのはそのフォローという色彩が強いものでした。

まずは集団授業で勉強して、家で復習する。それでもよくわからない場合は、個別指導でフォローをする、という流れ。だから個別指導だけで中学受験をするというのは今まであまりなかったように思うのです。

しかし、ここで問題になるのが「家で復習する」という作業。当然、自分で勉強しなければならないわけですが、家庭学習の習慣がついていないと、ここがなかなか厳しくなる。

宿題も課せられているのだろうが、しかし、やっていない。やらなければ注意を受けることになるのだけれど、だからといってやらない。お父さん、お母さんも仕事で忙しいから、一緒に勉強するという時間がなかなかとれない。本人任せになると、どうしても本人は自分のやりたい方に動いてしまうので、それで家庭内でバトルが勃発してしまうことになるわけです。

これを解決するためには、やはり横で誰かが見ていないといけない、のです。

だとすれば、ここで発想を変えないといけない。集団授業、家庭学習という流れよりは、すべて個別指導、という流れの方がわかりやすい。とにかく塾に来る。そしてすべて必要な勉強は塾でやる。家に帰ればもう、特に勉強しなくても良い、という風にすれば、少なくとも勉強の習慣はつく。

毎日塾に行くのも、集団授業だと事情は変わらない。なぜなら、自分なりに進められないからです。よくわからないからといって集団授業を止めるわけにはいかない。しかし、個別指導なら自分で勉強するという感覚がつきやすくなる。

やがて自分で勉強ができるようになれば、最後の追い込みは当然、家でも勉強すればいいのです。ただ、それまでの間、できないことを何とかやらせようとして、子どもも親もしんどい思いをするのだとすれば、これは子どもの成長にあまりプラスにはならない。

というようなことを踏まえて、今回スタディールームのシステムを考えました。

現状集団授業であまりうまくいっていない、と感じられるなら、ぜひご検討ください。
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最終更新日: 11/29/17, 5:55 AM
26Nov 2017
自分で勉強を組み立てる力
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
小学生が自分の現状を分析して、どういう勉強をするか自分で組み立てる、というのはなかなか難しいでしょう。

しかし、本当はそういう意識を持っていた方が良いに決まっています。ただ、これをやりなさい、あれをやりなさい、と言われているうちは、ただ終わればいいんだろう、という感覚になりやすい。

そうなると、自分ができるようになりたい、という意識からは遠ざかってしまう。目的が伴わない勉強は、あまり効果がない。

やはり受験校に向けて力をつけてやろう、というような目的意識があってやる勉強は短い時間であっても、子どもたちの力を伸ばすのです。だから、自分で勉強を組み立てて、自分で勉強する習慣にしてしまえばいい。

それをスタディールームでやろうと思います。ただ、これをやればいい、と指示するのではなく、具体的に何ができるようになるために、この練習をするのかを明確にする。

目的と練習のプロセスを説明する。そしてその目的を意識して勉強してもらう。これをやると、大分意識が変わってきて、やらされる勉強から自分でやる勉強に変わってくる。

やらせようとするから、やらないところはあるわけで、自分で勉強する動機を先に作っていこうと思っています。


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最終更新日: 11/27/17, 5:55 AM