22Nov 2016
わからない問題の処理は、一番は先生に質問することです。
この質問が案外難しい。例えば生徒が多ければ、質問も多くなるので、当然答える先生も増えないといけないのだが、そういう仕組みになっていないケースも多い。
したがって、子どもたちの質問は題数が限られるし、それも並ばないとわからない、というようなことが起こっているでしょう。
この辺は6年生に向けてある程度想定しておかないといけない。そのために家庭教師や個別指導を考えるのであれば、早めに準備をしておいた方が良いくらいです。
が、そういう準備をしたはいいが、なかなか明確に答えてもらえない、という場合もあるでしょう。特に難関校の問題を質問して、すぐ答えられる先生はそう多くはない。
そういうことを見抜くためには、5年生のうちから、がんばって質問しておくと良いのです。いつでも割と答えが正確に帰ってくればそれは心配はない。5年生はなかなかそこまで粘らないが、粘ったことで得られるものは少なくありません。
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最終更新日: 11/23/16, 5:55 AM
21Nov 2016
ここのところ、私学の共学化はかなり進んでいました。特に首都圏では圧倒的に女子校が多く、共学校は少なかったので、女子の共学志向に応える形で「共学化」の流れが進んでいたと思います。まあ、募集に関して言えば、明らかに共学にした方が集まる、というのが本当のところです。
一方、少数派の男女別学校の拠り所は進学実績だそうで、確かに大学受験実績は別学校の方が良い。開成の校長先生は「中学時代から成長の早い女子と競わず、のびのび過ごせること」と理由を説明していましたが、私は男子校、女子校のメリットは校内に「色恋沙汰」が持ち込まれないことだ、と思っています。
中学生や高校生にも当然恋はあるわけですが、しかし、その対象が校内にはいない。だから、校内での色恋はないわけです。
しかし、共学になると、そうはいかない。
「あの二人、どうも別れたみたいよ」
みたいな話が、闊歩する。当然、中学や高校では精神年齢は女子の方が高い。またそういう感覚も女子の方が鋭い。男の子なんて、のんびりしたもんですが、女子に感化されるところがある。
だから、男子校の方が結局はのんびりしている。女子校も校内に男の子がいなければ、争いは起きない。したがって大学受験に集中できる、ということでしょうか。
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最終更新日: 11/22/16, 5:55 AM
20Nov 2016
朝型がいいか、夜型がいいか、というのは昔から良く話題になることなのですが、小学生に関しては、まず朝型の勉強がいいと思っています。
まず、小学生は睡眠が必要である、ということ。もちろん大人も必要なのですが、小学生は成長途中で非常に新陳代謝が活発になるが、しかし体力はない。したがって疲れやすい。だから睡眠が必要なのです。
で、脳は睡眠中にいろいろ整理をします。その整理の過程を夢に見ることもあるようですが、いずれにしてもそこで整理されてその力を使う準備が整う。
だから朝が一番、いいわけです。
5時ぐらいに起きて、学校に行く前に2時間勉強する。寝る時間はそれに合わせると10時には絶対に寝ないといけない。できれば9時ぐらいがいいのだけれど、まだ塾から帰ってない、という場合がほとんどでしょう。
これが本当はいかん、と思うのです。
寝る前1時間から2時間は本来は興奮状態にしてはいけない。興奮状態にすると、それが落ち着くまで寝られない。ので、宵っ張りの子が増えるわけですが、実はあまり効率の良い使い方をしていないともいえるわけです。
やはりしっかり休まないと、持たないですから。
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最終更新日: 11/21/16, 5:55 AM