09Nov 2016
算数の復習をする場合、今週やったすべての問題をやり直す、というのはあまり得策とは言えません。
だってできているわけだから、またできるのを確認するだけでしょう。
まあ、たまに「アテカン」でできたというような問題もあるかもしれませんが、そういうのは式を書いていなかったり、本人が説明できなかったりするわけだから、すぐわかる。
実際にそんなことは本人が一番わかっているわけで、「自分の力でできなかった問題」を明確にすることはできるわけです。
で、それをやり直す。わからなければ解答と読む。あるいは先生に質問する。そうい問題をなくしていけば確実にできるようになる。
こういうところも効率を考えていった方が良いでしょう。
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最終更新日: 11/10/16, 5:55 AM
08Nov 2016
算数演習の1ページ目に計算問題が10題あります。
だいたい授業の最後にその10問をやるわけですが、「絶対に間違えてはいけない」と言っているのですが、まず間違える。
式を書き、その場で見直しもして「絶対に合ってる???」と聞いて確認して、さて答え合わせをすると、まあ、1問。多いと2~3問。
あーあ、違う・・・。
まあ、そういうものです。ミスというのは10%ぐらいの確率ではやはり起こる。ただし、これ以上ということになると、それはやはりやり方に問題がある。ていねいさが足りない。
普段の練習は2~3問でいいが、ここで10問あるのはミス率がどのくらいでるか、がわかるようにしてあるからです。
2~3問だとまず間違わないでしょう、きっと・・・。
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最終更新日: 11/9/16, 5:55 AM
07Nov 2016
算数ではできなかった問題を復習するのが、優先順位の第一位です。
塾によっては予習が必要なところもあるでしょうが、それでも授業でできなかった問題を復習することが一番であることに変わりはありません。なぜか?
「できなかったこと」をできるようにすることで、力が伸びる、ということのように思いがちなのですが、実はちょっと違います。
復習することによって自分で考えるようになる、からなのです。
もちろん、問題を解いているときも自分で考えてはいるのですが、できなかった問題をもう一度考え直すのは、すでに一度考えているわけだから、考えることに深みが増します。
図を描いたり、グラフを作ってみたり、模型を作ってみたり、といろいろやっているうちに、「あ、そうかあ」と気が付く。
気が付かずともウンウンうなった後、解説を読むと「なるほど!」と理解できる。
これはウンウンうなるから、「なるほど!」が大きくなるのであって、ウンウンうなっていなければ、結局のところは発見があまりないから、実はできるようにもなっていないのです。
ところが、塾で与えられる問題が多いから、そう一問に時間がかけられるわけではない。だから、ついウンウンうなっていると
「そろそろ答えを見たら?」と大人は言いたくなるでしょう。
しかし、そこを多少こらえていないと、子どもは本当に考えなくなるのです。本当に考えている過程で実はできるようになっている。たくさんの問題を解くことでできるようになっているわけではないのです。
ここを間違えてしまうことが多い。同じようなパターンの問題を数字を変えて解いたところで、それは機械的に解いているだけのことだから、あまり考えていない。だから思考力はつかないのです。
私は1問最低15分は考えるべきだと思っています。ところがあきらめの良い子、(あるいはいいかげんな子)は1分もたたないうちに「わかんない」と答えを見始める。
で、実際に読んでわかっているのか?といえばうなっていないから、読んだこともよくわからない。だから、これまた力はつきません。
復習する、というのはウンウンうなりながら考えるようになるから、大事なのです。
新6年生(現5年生)を募集しています。
最終更新日: 11/8/16, 5:55 AM