28Jan 2023
いよいよ東京・神奈川の入試が近づいてきました。
長い間準備をしてきましたが、入試はある意味、あっという間に終わります。
だから、その時間をしっかり集中していくしかない。
で、入試の注意として何が最も大事ですか?と言われれば
「問題を良く読む」
につきると思います。
子どもたちの間違いを後で点検してみると、問題をよく読むだけで正解になった問題が少なくありません。
ではなぜ、読めていなかったのだろうか?と言えば、やはり急いでいるからです。
入試は時間が決まっているので、当然急いでいる。しかし、問題を急いで読んでしまうと、やはり間違いが多くなるのです。
だから急ぐよりも正解率、と考えて、最後までていねいに問題を読んでください。
その結果、ミスを防げたならば、急いでもう1問やるのと同じ効果になるのです。
これまで勉強してきたのだから、力はついている。あとはしっかりそれを発揮することに集中していきましょう!
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最終更新日: 1/27/23, 12:01 PM
26Jan 2023
算数のテストで注意することをまとめてみました。入試のときにやればいいんだ、というわけにはいきません。日ごろから練習するから、正答率が上がるのです。これからの時間でできるようになりますから、しっかり練習してほしいと思います。
(1)まず全体を見回す 何問出ているのか、一番最後がどこかを確認する
入試問題集は本になっているため、わかりやすくなっていますが、本番の入試は問題の間が空いているので、計算はしやすい代わりに、最後がわかりにくくなっています。したがって一番最後がどこか忘れてしまいやすいのです。模擬試験で、「まだ一
問あった!」とぎりぎりになって見つけてしまうとショックが大きい。ですから、最初に何問あるか、確認します。
(2)時間の目安とやる順番を考える
試験時間が50分で4問ならば、1問およそ10分。9問ならば1問およそ5分です。そしてここが大事ですが、とにかく時間がかからずやりやすい問題から始めていくことです。入試は模擬試験と違って、最後の方が難しいとは限りません。最初の方に難しい問題が配置されていて、それで時間がなくなってしまう場合も少なくないのです。計算問題から始めるという子もいますが、計算問題も問題によっては時間がかかってしまいがち。私は計算問題は2問目ぐらいがいいと思っています。まず一問、簡単そうな問題を見つけてやると、落ち着きます。最初に見回すときに、これはできそうだというような問題に丸をつけておくのも良い方法でしょう。早く出来る問題があれば、先ほどの目安に比べて貯金ができます。貯金ができれば、あとの問題を落ち着いて考えることができるのです。ただし、飛ばしてやっていますから、解答欄は必ず確認してください。違う欄に書いてしまえば、それだけでもう点数はなくなってしまうから要注意です。
(3)条件に下線を引く
原価を求めるのか。速さは何なのか。確認するために、条件と思われるところには線を引きましょう。「同時に出発した」「向かい合って」「同時に着いた」などの表現も大事な条件です。ここにヒントがあります。同じ時間かかれば、速さの比が距離の比と同じになり、同じ距離を動けば、時間の比の逆比が速さの比になります。また速さの問題はダイヤグラムに書き直すのも便利な方法。これらを正確にやるためには、条件を正確に読み取ることが大事ですから、下線を引いて確認していくことです。
(4)式を書く
子どもたちの問題用紙を見ていると、いろいろ計算や図が書いてありますが、これが汚い(ごちゃごちゃしている)子はそれだけでも、算数が得意ではないことがわかります。入試問題は、頭の中で解けるものではなく、また計算も式を全部書ききってか
らの方が計算の工夫をしやすいもの。ていねいな字で計算や式を書いている子が「算数ができる子」なのです。家で練習するときは、白紙に式をきちんと書いていく練習をするといいでしょう。本番と同じ問題用紙が手にはいるのなら、それで練習してく
ださい。図を書くのもなるべく丁寧に。定規が使えない学校もあるでしょうから、ていねいに書く練習をしておくことが大事です。
(5)計算はその場で見直す
検算はその場でが原則です。あとからやり直すと、時間が無駄になるだけ。確実に見直ししながら進む練習もしておきましょう。
(6)答えが出たら問題を確認する
答えが出たと思ったときが、一番ミスをしやすいのです。ちょっとした割り算がきれいに割り切れたりすると、もうそれが答えだと思いがち。答えが出たと思ったら、もう一度問題を見て、何を出すか確認することが大事です。
(7)自分ができる問題だけ答えればいい
妙な計算をする子がいます。前半で1問か2問落としたから、難しい問題をとらないと受からない、その結果としてやらなくてもいい問題に手を出して、見直しを忘れてしまう。「自分ができる問題だけ答えればいい」と考えればいいのです。自分が出来る問題を探していきましょう。
自分の力を発揮でいれば良いのです。がんばっていきましょう。
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最終更新日: 1/25/23, 12:26 PM
22Jan 2023
以前は、ちゃんと式を書いて解いていたのに、試験の練習を始めるうちに、だんだん間に合わなくなって、式を書いたり、筆算を途中でやめてしまったりしはじめる子がいます。
これはミスの原因に必ずなる。焦って解いているから、筆算も途中、式もちゅうと半端になってしまうので、ミスがでやすい。できる問題を落とす原因になりかねない。
急ぎの虫はミスを誘発する原因になるのです。
実際に式を書いて解いてみると、案外計算はそう多くなくて済むことが多い。式を書けば計算の工夫も見つかりやすいし、なにせ今自分が何をやっているのかを確認できるから、解き直しをすることなく進める。
なので、ぜひ算数の問題用紙の余白を見てください。そこがぐちゃぐちゃな子は、まずミスがでやすい。
問題用紙の余白にきちんと式を書けていけば、実はそんなにたくさんの余白が必要ないところもあるのです。
急がば回れ、で特に遅い子は正解率で勝負をするしかないのだから、式や筆算を欠かさず書くようにしてください。
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最終更新日: 1/21/23, 4:41 PM