20Apr 2019
教科バランスをどう考えるか
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
摸擬試験を受けてみると、各科目の偏差値がばらばら、という子どもの方が多いものです。

4教科とも偏差値がだいたい並ぶ、という子はあまり多くはない。ある科目はまあまあだが、ある科目は悪い、というような凸凹がだれにもあるでしょう。

で、当然のことながら、これをならしていかなければいけないのですが、今の時期はまだ伸ばせるものを先に伸ばした方が良いでしょう。

例えば算数が偏差値が55で、国語が45ぐらいのお子さん。こういう子は男の子には多いのですが、国語を上げるよりも算数を60にもっていくことを考えた方が良いのです。国語はもちろん、勉強するのですが、だからといってそう簡単には上がらない。それよりも算数の力を伸ばして60という基準で学校を考えられるかどうか、の方が今は必要です。

45をまず50にしよう、ということになるとどうしても考えの水準が50になってしまいがちになる。まずは良い科目をどこまで伸ばせるか、ということでそれがまず伸びたところで、その後、そのレベルに向けて他の科目を夏休みから引き上げる、というプランで考えると良いでしょう。


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最終更新日: 4/22/19, 5:44 AM
19Apr 2019
復習する問題を絞る
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から


テキストの問題を全部やり尽くす、というのはなかなか大変です。フリーダムのようにある程度量を絞って出しているところはあまり多くはない。どちらかと言えば足りなくなることを恐れて、これでもか、とテンコ盛りにするところが多いのです。

で、もちろん塾では全部やりなさい、とは言わない。言わないがくれる。くれる以上やらないと差がついてしまうのではないか、と親は考えるからやはりやらせる。で、終わらない。塾に相談すると
「やらなくてもいいです、とお話ししたと思いますが・・・」
ということになって、何も問題が解決しない。

しかし、要は成績を上げるのにどうすればいいか、ということなのです。できる問題をたくさんやってもあまり効果はない。それよりは一度考えてできなかった問題に絞って練習をすると良いでしょう。

例えば授業中にできなかった問題。あるいはテストでできなかった問題。そこに集中する。テキストの問題でやらなかった問題は別に気にしない。それよりもできなかった問題をできるようにする、という点に着目していきましょう。

その週できなかった問題が全部できるようになれば、成果は確実に上がっていきますから。


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最終更新日: 4/19/19, 5:54 AM
18Apr 2019
自信をつける
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
スタディールームオンラインでは、問題を解くと、先生がシステムに入力して、答え合わせをします。

その結果はすぐに子どもたちにも見られる。先生のPCの画面を共有しているからですが、先生が採点ボタンを押すとすぐに結果が出る。

全部○がついていると、「よし」とか「やった」とか、反応が起きます。

で、それが続いてくれば当然、自信になっていく。

やがて「速さは得意です」と言い出す子どもたちも出てくるわけです。(まだ先があるぞ、とは思いつつも、まあ、そう思ってくれること自体は悪いことではないでしょう。)

すでに学校別バインダーを始めた子どもたちもいますが、蜘蛛の巣グラフがだんだん青に変わってくる、というのはそれなりに達成感があって楽しいものです。

人との競争ではなく、自分に力をつけるということに注目して、これからも力を入れていってもらいたいと思います。

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最終更新日: 4/18/19, 5:48 AM