28Oct 2017
機能的に言えば、WEB学習システムがあれば、どこでも勉強はできます。
実際に、地方で、海外でWEB学習システムを使って勉強している子どもたちがいるわけで、別に塾に来なくてもやろうと思えばできる。
しかし、それは他に方法がない、ということでもあるわけだから、すでに強制力が備わっているところがあります。
したがってWEB学習システムをちゃんとやる、ということが可能であればいろいろなメリットが出てくる。場所も時間も元から自由なはずなのです。
が、なかなか家でやらない。これはダイエットと同じところがあって、誰かといっしょにやってそこに強制力を持たせないといけない部分があるわけです。
それを可能にするのがスタディルーム。
ここに来れば、もうやるしかない。
ヘッドフォンをつけて、プリントをもらって、わからなければ先生に教えてもらい、あるいは自分で考え、そういう時間が積み重なってくると、次第に効率が良くなってくる。
あっという間に、その週の内容が終わる、ということだって可能であり、終わればもう他のことをやってもいいのです。
塾の拘束時間が長いが成績が上がっているわけではない、という場合、そういう強制力のある環境に変えてみた方がよさそうです。
冬期講習のお知らせ
新5年生、冬期講習のお知らせ
今日の田中貴.com
答えが出たと思ったら
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
偏差値通りにはいかない
今日の慶應義塾進学情報
WEB発表

最終更新日: 10/29/17, 5:55 AM
27Oct 2017
第一志望が安全圏になっている子が多いか、と言われると実際にはそれほど多くはない、と思える部分があります。
概ね中学受験の上位校の倍率は3倍前後で推移するのが多いのですが、3倍ということは定員の2倍分多いということで、したがって受験生が全員安全校になるということはありえない。
普通に考えれば定員分か、あるいはそれよりも少ない数の受験生が安全圏にいるわけで、残りの受験生は少なくとも秋の段階では安全圏に達していない可能性があるわけです。
でも、みんな挑戦する。
僅差の勝負になっているので、安全圏に達していなくてもそれに近づいている子は多いから、まあ、とにかく受けてみよう、ということになるのです。
だから、第一志望の安全圏に達していないからだめだ、という結論にはならない。良く、お話しをするのは20%というラインまでは十分に合格する可能性がある。だって3分の1ですから、普通に考えると合格率は33%なわけで、20%ぐらいだったら当然あり得るわけです。
で、数字の議論はいろいろあるが、模擬試験の結果で第一志望はあまり変えない方が良いでしょう。元々狙うものであって、そう簡単にあきらめていいものでもない。
もちろん他の魅力的な第一志望が出てくれば、それは議論としては別の話ですが、大いに第一志望は狙って欲しいと思います。
今日の田中貴.com
湿度に関する問題
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
問題を読んでない?
中学受験 算数オンライン塾
10月28日の問題

最終更新日: 10/28/17, 5:55 AM
26Oct 2017
多くの進学塾ではカリキュラムが決まっています。
受験までいろいろな勉強をしなければならないし、勉強する手順もあるので、ペースを決めているわけですが、しかし、その通りに理解できるとは限らない。
しかし普通、塾は止まりません。次の週にはもう次のカリキュラムに進んでいる。スパイラルでもう一度やり直す、というところもありますが、しかし、先に進むことが優先されているので、そのペースについていけない子どもたちは少なくありません。
で、わからないところにわからないことが積み重なると、さらにわからなくなる。例えば割合がわからず、濃度がわからないとか。速さがわからないから、旅人算が今一つピンとこない、とか。
だから、そういうことをひとつひとつ個人的に詰めていく必要があるのです。
個別の授業指導で見ていくと、やはりどんどん進んでいく子とそうでない子に分かれます。で、そうでない場合はやはりゆっくり進むしかない。
もう一度塾に来てやり直しをしてもいいかもしれない。あるいは家で動画授業を見直ししてもいいかもしれない。
大事なことはわかってから、次に行く、ということを徹底することです。それができるシステムは、やはり指導する側が個別に生徒の進度を管理するしかないわけで、来年度からそれを確実に実行していこうと考えています。
冬期講習のお知らせ
新5年生、冬期講習のお知らせ
今日の田中貴.com
第296回 算数をあきらめない
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
理科の知識も
今日の慶應義塾進学情報
中等部の国語の知識

最終更新日: 10/27/17, 5:55 AM