04Nov 2017
筆算の結果を最後まで書く
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
子どもたちの算数の計算を見ていると、本当にたたきつけるように字を書いていき、途中できっと暗算が始まって、最後まで答えを書くことなく次に進んでいる、なんて光景を目にすることがあります。

それは間違うだろう、きっと。

なぜ式を書くのか?といえば、実はその場で見直すために書くのです。

自分の出した答えは間違っていないか、確認しないと次のステップにいっても正しい答えにならない。

今やっている計算が正しいと間違いなし、と確認して次に進まないといけないのです。

だからといってそんなに途方もなく時間がかかるわけではない。

筆算の答えを最後まで書くくらい、たいした時間ではないのです。それをはしょってかえってリスクを大きくしてしまっている、なんてことは良くある話。

何事も急がず、確実に進んでいけば、後からやり直さない分、早く終わるので、最後まで書き切ることが大事です。


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最終更新日: 11/5/17, 5:55 AM
03Nov 2017
自分でやるか、やらされるか
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
結局のところ、勉強を自分でやるか、やらされるか、によって結果は大きく違います。

長い時間塾に行っても、ただやらされているだけで、本人が自分でやろうとしないのであれば、結果としてできるようにはならない。

逆に短い時間であったとしても自分でやれば、どんどん力はつくし、本人が勉強のおもしろさを感じられてきます。

ではそうなるにはどうすればいいのだろうか?

いろいろと必要な要素はあるでしょう。例えば志望校。この学校に行きたいと思わないと、なかなか勉強はしない。

また多少なりとも自信がないといけない。ただ叱られているだけでは、自信はつかない。先生から褒められてくれば、自信もでき、やる気も生まれる。

そして、多少の強制力。

ここに来たらもうがんばるしかない、というような環境。

今はお母さんも仕事をされている方が多いので、子どもたちが見られていない時間が結構長い。だったら、塾で見ているのがやはり良いだろうと思うのです。ただし、やらされるのでなく、自分のペースで理解を進めていく。その過程が自分で勉強するコツをつかむ大事なステップでもあるのです。

そういういくつかの要素をなるべく多くそろえることが、子どもたちの勉強の能率を上げることになります。

2018年から始めるスタディルームは、子どもたちが自分で勉強をやる環境にしていきます。

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最後のところで・・・


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最終更新日: 11/4/17, 5:55 AM
02Nov 2017
出願準備を始める
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
そろそろ出願準備を始める時期になりました。

まずは、願書を手に入れてください。それぞれの学校のホームページでは願書の配布方法が発表されています。各校の事務室で配布されることになっていますが、有料、無料いろいろです。受ける可能性のある学校は早めに全部揃えた方が良いでしょう。ただ願書は結構似ている学校が多いものです。したがって学校別にファイルを分けると良いでしょう。私はプラスティック製の箱形のファイルをお薦めしています。その学校に関するものはすべてそのファイルに収めるようにしてください。箱形にすると、他の書類とまざりにくく、また落ちにくいので便利です。

次に各校の募集要項を熟読してください。その上で出願書類以外に必要なものを一覧にします。

まず写真。これはやはり写真館で撮ってもらって、学校の求めるサイズに切ってもらうのが良いでしょう。この写真のサイズが本当にバラバラです。したがって、どのサイズが何枚いるかを整理しておきましょう。また、写真は入学手続きの時にも必要ですので、写真館にネガを持っていてもらって、後でさらに焼き増ししてもらう段取りにします。最近は写真は全てカラーにするのが一般的になりました。写真は試験の時に本人確認をするために使います。したがって試験中メガネをかけている場合はメガネをかけたままで撮影した方が良いでしょう。

それ以外に必要なものとしては、一般には通知表のコピーもしくは在学証明となる調査書、ということになるわけですが、最近は通知表のコピーで足るところが多くなりましたし、また、それすらも取らない、というところも出てきています。時々質問を受けるのに、通知表の保護者記入欄をどうするか?というのがあります。これは書いてもいいし、書かなくてもいいでしょう。別に通知表があるということで、在学証明になっているので、その内容が合否に関係するわけではありません。ただし出席日数については、多少考えるところが出てきているようです。そういう学校ははっきりその旨を発表していることが多いので、募集要項をしっかり読んでください。

あとは出願書類の提出方法を確認します。最近はWEB出願という方法をとる学校が増えてきました。これはやり方をまずしっかり理解しておく必要があります。WEB出願の学校はすでにその解説を始めているところが多いので、やり方をしっかり確認してください。

一方、郵送で出願書類を送る学校もあれば、書類と現金をもって学校事務室に直接出願する場合もあります。

手続きは必ず締め切りが設定されていますから、その締め切りも確認してください。出願は1月校は早くから始まりますから、その意味ではそろそろスケジュールの確認をしておかれると良いと思います。出願の準備の他に、合格した後の手続きについてもある程度整理されておくと良いでしょう。すぐに書類の手続きと入金が必要な学校もあればある期日まで支払いを待ってくれる学校もあるので、それもしっかりスケジュール化しておくと良いと思います。

出願準備は本人の問題ではなく、親の仕事ですから、ミスがないようにしっかり準備を進めてください。


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最終更新日: 11/3/17, 5:55 AM