21Oct 2017
通し稽古
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
土曜日や日曜日、1年分の過去問をすべてやろう、という日があったら、試験科目の順番も本番と同じように進めてください。

多くの学校では試験科目の順番は公開してくれていると思います。

だいたい、(A)国語→理科→社会→算数 もしくは (B)国語→算数→理科・社会

という順番になることが多い。(A)の場合は4教科均等配点に多く、(B)の場合は算国の傾斜配点の学校に多い。がいずれも国語が先頭にくる学校が多いようです。

採点を経験されるとわかると思うのですが、国語の採点は算数の採点に比べて時間がかかります。算数の答えだけ、という採点は比較的短時間で終わる。ので、先に国語の試験を終えて、採点を開始し、採点時間を確保したいという狙いがあるのです。

実際、最近の入試は発表までの時間が短縮されているので、採点は同日中に終わらなければいけない場合が多くなりました。同日発表の学校もありますから、本当に採点作業は急ピッチで行われます。だから、国語を先にやって、早く採点を始めたい、というのが本音でしょう。

しかし、これは受験生にとってもメリットがあります。国語の場合、できた、できない、というのは感覚的にそれほど明確ではない。答えは一応書けるし、漢字もそこそこ答えられるから、マアマアかな、という印象を持ちやすい。

ところが算数ははっきり出来不出来がわかります。だから最初に算数が来て、がっかりしてしまうと、もう次の試験で力が入らなくなってしまう。

だから、通しで順番通り練習をすることも大事です。

最後までしっかり解き上げる、試験が終わるまではあきらめない、という姿勢を身に着けるべきです。

算数ができなくても、自分ばかりではないかもしれない。実際に算数が難しくて、差がつかない場合もあります。そうなると他教科の点数が大きくなる。だから最後の理科社会で逆転できる場合があるのです。

試験は最後までしっかりやりきる、という練習も時間を作ってやりましょう。


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最終更新日: 10/22/17, 5:55 AM
20Oct 2017
スタディルーム
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 未分類
新年度に向けて2018年2月からセンター北の学習システムが変わります。

2018年度この教室は
フリーダム進学教室 スタディールーム・センター北
という名称に変わります。

スタディールームとは何か。

子どもたちの勉強部屋です。本来、やはり勉強は自分で勉強できないといけない。お母さんに「勉強しなさい」と言われても、本当に自らがんばって勉強するということはあまりない。
しかもお母さんは仕事をされている方が増えて、横に坐って子どもの勉強を見るということも大変難しくなっている。

だとすると、やはり子どもたちを塾で預かって勉強部屋で勉強してもらう必要がある。

フリーダム進学教室では2年かけて制作してきたWEB学習システムがようやく完成します、学習履歴を登録することによって、何ができて、何ができないのかを明確にし、できない問題に集中して学習することが実現できるようになったのですが、しかし、一方で学習履歴を登録していく、ということが大変であることも間違いない。

そこで、塾でそれを全部やってもらおう、と思うのです。その代わり、家でやることをなるべく減らせば、子どもたちの生活のバランスは保てるようになるはずです。なので子どもたちには3つの自由を謳歌してもらおうと思っています。

1つは時間の自由
今まで算数は火曜日の17時から、とか理科は水曜日の19時から、みたいに時間割が決まっていました。それで習いごとやスポーツをあきらめなければいけないところがあったわけですが、それを自由にする。WEB学習システムを使えば、子どもたちのスケジュールに合わせて、授業を組むことができるのです。

もうひとつは場所の自由
もちろんスタディルームがあるのですが、多くの方がセンター北に来れるわけではない。だとすれば、先生が飛んでいけばいい。これがテレビ会議システムを使うことで可能になりました。自分で時間を決めて家で教わろうと思ったら、先生がインターネットでやってくることになる。とすれば、別にセンター北にこだわることではありません。

最後の自由がペースの自由
カリキュラムの進行に合わせて、子どもたちは勉強しているわけですが、ある子にとってはこのカリキュラムは時間がかかる場合があるかもしれません。しかし、あまりよく分からないまま、次のカリキュラムに進んでしまう場合もあるでしょう。しかし、WEB学習システムを使えば、自由に進むことができる。

自分でどんどん速く進むこともできるし、逆にゆっくり進むこともできる。
大事なことはわかる、ということであって、本当にわかってくれれば目的は達成できるのです。

フリーダム進学教室のカリキュラムは2年間で完成するようになっていますが、それをゆっくり時間をかけてもいいし、さらに短くやっても良い。それすらも本当は自由に進められた方が良いのです。もちろん管理者がいて、そのペースを管理してあげることが必要だとは思いますから、教室管理者であるチューターがそのお手伝いをしていきます。

これから数回に分けて、新システムについてご説明をしていきたいと思います。ぜひご活用いただければと思います。

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最終更新日: 10/21/17, 5:55 AM
19Oct 2017
めんどくさいこと
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
以前、宮崎駿監督のドキュメンタリーを見ておりましたら、監督がしょっちゅう
「めんだくさい、あー、めんどくさい。」
とぼやいておりました。

アニメーションを創る、ということは、本当に細々とした作業を積み重ねていかなければいけない。だから本当に「めんどくさい」作業の連続なのでしょう。

しかし、一方で監督は
「でも、これをやらないといい仕事にはならないんです。」
と自分に言い聞かせるように、話をしておられました。

大事なことはめんどくさい。

その通りだと思います。

知識を覚えるのもめんどくさい。算数の問題を解くのもめんどくさい。まして、試験でいろいろな確認作業をしながら正答にたどりつくのは本当にめんどくさいのです。

しかし、この小さいときから、そのめんどくさいことをしっかりやれるようになる、ということはなかなか得難い経験でもあります。

多くのことはめんどくさいから大事なのです。

それをひとつひとつ積み重ねる。そういう過程が受験勉強にもあるので、いい経験をしているのだから、最後までがんばってやりあげてほしいと思います。


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最終更新日: 10/20/17, 5:55 AM