28May 2017
受験勉強は当然、入試に向けての対策ですから、入試で点数をとるために勉強するのです。
確かに今後またいろいろなところで役に立つ能力が身につくことは確かですが、それが目的ではない。合格するためにやるわけです。
だからその目的に対して「合理的」かつ「効率的」ということでなければやっていて意味がない。
例えば「つるかめ算」をマスターするのに、亀とつるの数をいろいろ変えて、20問やるプリントは決して効率的であると言えない。
そんなのはせいぜい2~3問にとどめて、それがしっかりできるようにすればいいだけのことです。その20問をやることで、むしろ考えない子ができる。だって同じパターンでできるわけだから。
これがかえって本番であだになる。「あ、こうだ」と決めつけて解いてしまうが、微妙に条件が変わっていたりするのです。
したがって何が合理的で、何が効率が良いのか、ということを常に意識している必要があります。
週4日も5日も塾に行くことが合理的なのか。
大量のプリントを解くことが効率的なのか。
そういうことをあまり吟味しないでやっていると、貴重な勉強時間がさらに不足する事態になります。
特にこれからは過去問をやり、知識を覚え、ということでやらなければいけないことが直接、点数に結びつく段階ですから、やる勉強の質にこだわってください。
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27May 2017
子どもの音読を聞いていると、明らかにこの言葉は知らないな、と思えるときがあります。
読むのを止めて、「それ、どういう意味?」
と聞いてみると、案の定、よくわかっていない。
そういうときはどんどん教えてあげてください。辞書を引くなんてことはしない。こういう意味だ、ということを話してあげればいいのです。
そのときの会話やお父さん、お母さんのことばがこ子どもの語彙を増やすきっかけになります。
4・5年生までは徹底的に語彙を教えていく、そのことで子どもが文章を読むことが苦手にならなければ、中学受験はうまくいく可能性が高くなります。
各科目とも文章で問題が提示されるのだから、当たり前ですが、文章が読めなければ問題はできないのです。そのためには、音読と語彙を教えるという2つの練習を同時にしていくことが、役立ちます。少なくとも週2回ぐらいはそういう時間をとってあげてください。
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26May 2017
6年生なのに、別にすごくがんばる、というわけでもない。
「ウチの子、受験生意識がないのよねえ」と思っていませんか?
いや、なかなか難しい問題だとは思うのです。何せ、受験経験というものがまずないでしょう。あるとすれば小学校受験かもしれませんが、それはもう遠い昔の話。本人がそれを覚えているかすら、わからない。なにせ、いろいろなところに連れ回された、という記憶しかないでしょうから。
だから、受験生とは何か?というイメージが湧かないのが当たり前なのです。不合格のイメージというのもあまり明確ではない。
例えばお兄ちゃん、お姉ちゃんが受験して、残念な結果であって、その後の我が家の暗い雰囲気を感じて
「ああ、なってはいけないんだ」
と思う子はいるかもしれませんが、しかし、こういう子は逆にあまりに悪いイメージを持ちすぎているところもあって、妙なプレッシャーがかかる可能性もあるのです。
実際に子どもたちが受験生としての意識を持ち始めるのは、実は小学校での会話から。
「~君も受けるんだって」
とか
「~さんはA中学受験みたいよ」
みたいな話が聞こえてくると
「落ちるとまずいじゃん?」
みたいな気持ちになる場合があるようです。
ただ、それは大分先の話なので、子どもたちが受験生らしくないのは、別に大きな問題ではありません。
まあ、みんなそれなりに塾に行って勉強はしているわけだから、これから少しずつ本番になっていくわけであって、今からしゃかりきなっている必要はあまりないと思っていただいて良いのではないでしょうか。
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最終更新日: 5/27/17, 5:55 AM