04Jun 2017
算数の問題を解くとき、計算用紙を使う子がいました。
自分の家に多分大量のコピーの反故があるのだろうと思うのですが、それを使っている。しかし、計算用紙を使うのではなくノートに計算をやるように指示しました。
なぜか。確認ができなくなるからです。
ノートがたくさんいるかもしれないが、自分の考えた論理をしっかり書き記さないと、何をやったのか、あるいはどこで間違えたか、わからなくなるのです。
ある程度スペースに余裕をもちながら、しかしきちんと論理を組み立てる。これは算数でも大事なことです。
得てして計算用紙を使う子は計算ミスが多い。自分で見直すこともなく突き進んでしまうからでしょう。
算数は計算用紙を使わない。ノートに計算欄を作ってなるべく後から見直せるようにしてください。
こうすればそれだけで、ミスは明らかに減りますから。
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一行問題で気をつけること
最終更新日: 6/5/17, 5:55 AM
03Jun 2017
子どもたちはいったいどこまで、自分が努力をしていけばいいのか、なかなかイメージとしてつかめません。
例えばできなかった問題について、復習をしたとき子どもたちが感じるパターンは
(1)できなくても仕方がない
(2)解法はわかったから大丈夫。
(3)もう一度やったときに、できないといけない。
の3つなのですが、多くの子どもたちは(1)か(2)なのです。しかし(3)のレベルでないと、できるようにはなりません。
この感覚をもってやる勉強とそうでない勉強では、同じ時間でもまったく努力の質が変わってきます。しかし、そうなっていないから、成績が上がらない。
だから、この情況をわからせることが大事なのです。
子どもには変わらないとまずいと思わせないといけないのです。では、そう思うにはどうすればいいか。
志望校を決めることです。
どうしても入りたい、そのためにできるようになりたい、そういう欲望が出ないと努力の質は(3)のレベルまで上がらないでしょう。
成績がある程度決まってから、学校を決める、で成績は伸びないのです。
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6月4日の問題
最終更新日: 6/4/17, 5:55 AM
02Jun 2017
本来は省エネで、そんなにクーラーを効かせてはいけないわけですが、塾の教室というのは、やはり子どもたちの出す熱があるので、すぐに暑くなる。
そして暑くなると勉強しずらくなるから、やはりクーラーを効かせる、ということになります。
土台、先生や生徒が割と大きな声で話す環境なので、窓を開けることはまずない。したがってクーラーで温度調整をするしかないわけですが、クーラーというのは全体的に温度が下がるのではありません。
あるところはクーラーが効いている、あるところは効いていない。
そして効いているところは異常に寒い、ということになるので、まあ、気を効かせてサーキュレーターや扇風機をまわしているところもありますが、しかし、問題はそう簡単には解決しません。
そして、これから暑くなると、室内では寒い、外では暑い、ということになって、明らかに体調を崩す場合が出てくるのです。
教室で「気持ち悪い」といわれることが多々ありますが、原因は睡眠不足とこの温度の上下動。
したがって、どんなに暑い日であっても、冷房対策は考えておいた方がよいでしょう。男の子は面倒くさいというので、着たがりませんが、しかし、それでもやはり「気持ち悪い」と言い出すのですから、注意が必要です。
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最終更新日: 6/3/17, 5:55 AM