12Jun 2017
学校選びはやはり親がするものだ、ということで最初は学校説明会が一般的でした。
しかし、実際に学校に通うのは子どもたちだし、子どもたちに学校生活を経験してもらって、その魅力を感じてもらわないといけない、ということで文化祭や体育祭の公開を広めるようになったわけですが、文化祭や体育祭はイベントであって、日常ではない。
したがって、普段の学校生活を体験してもらうのがいいだろう、というので生まれたのがオープンキャンパスです。最初は大学だけだったのが、高校や中学にも広まって結構な数の学校で現在行われています。
実際に学校での生活を経験する、というのは子どもたちの受験に対するモチベーションを上げるのにはやはり役立ちます。
こういう学校で勉強したい、こういうクラブ活動をやってみたい。
受験勉強は結構大変ですが、それでも合格すればこんなことができる、というのは子どもたちの励みになることは間違いありません。ですから、機会があればやはり体験してみることは大事だと思います。
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11Jun 2017
子どもの成長には個人差があります。
まして、3月生まれと4月生まれの子どもたちにはおよそ1年の差があるわけだから、4年生や5年生の段階で、うまくいかない、からといってあせってはいけないのです。
最近の中学受験のカリキュラムは以前に比べると半年早くなりました。
ということは、さらに早く仕上がることを意図されているのだが、実は締め切りは変わっていません。つまりは6年生の終わり。入試に間に合えばいいのです。
例えば算数で分数や小数ができない子どもたちは増えています。
これは早くからいろいろなことをやり、かつ前倒しされているから、充分な練習ができていないことが最大の原因です。
うまくいかなければ、繰り返し練習すれば良いわけですが、しかし、次のカリキュラムが来ているからそうもいってられない。
しかし、よくわかっていないことの上に何を乗せてもグラグラするのです。だったら、ちょっと足を止めた方が良い。
4年生や5年生でよく「壁」ということばが使われます。4年の壁とか、5年の壁とか。
しかし、壁にあたったら、足を止めてどうやって壁を超えるかを考えればいいだけです。一番大事なのは足を止めること。
いったい何が問題なのか、何を練習すればいいのか。ここをしっかり考えて実行できれば、やがて練習が積まれた段階で壁は自然に超えているものです。
間に合わせなければいけないのは、入試だけ。
それまでの間は多少止まっても何も問題はないのです。カリキュラム通り終えなくとも入試ができればいいのですから。
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10Jun 2017
子どもがテストから帰ってきて、「どうだったの?」と聞いたとき。
「え、普通。」とか「まあまあ」とか言っている場合は、はっきり言って手応えがなかったのだと思います。気が弱い子だと、できたといってあとでできていない場合のことを考え、予防線を張る場合もあるが、まあ、大方は自信がないと思って間違いない。
でもそれは、少なくとも「できなかった」という認識があるから、本当はいいのです。
たまに「できた!」と言ってできない子がいる。
つまりこれは大きな勘違いをしているか、できたという空想に浸っているか、ということになるわけですが、正確に現状を把握できていない、というところに問題があります。
こういう子は基本的に幼い。答えを書ければ「できた」ということになっている場合も少なくないでしょう。確かに「できた」のかもしれないが、書いた答えは間違いだらけになると、親の方がついため息をついてしまいます。
で、こと正確にいろいろなことを把握する、ということは受験勉強を進める上で大事なことです。「できない」ということを「できた」とごまかせば、ごまかしの上にごまかしが乗るから、実際にはどこから治せばいいのか、皆目見当がつかない、ということもある。
できないことを叱ってはいけません。できないことを叱るとできないことをごまかす。そうすれば事態を正確に把握することができないから、勉強にはならなくなるので注意が必要です。
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最終更新日: 6/11/17, 5:55 AM