24Jun 2017
円周率では3.14の計算をたくさんやりますが、しかしながら、この後、割合もあるし、速さもある。したがって分数や小数の計算をやらないといけない。これらの分野の出来不出来はある意味、計算力によるところが多いのです。
つまり、分数や小数の計算がそつなくできれば、これらの問題もわかりやすい。逆にそうでないと、なかなか苦戦するでしょう。
したがって小数、分数の計算練習をした方が良いわけですが、しかし、これが面倒だ。毎回10題やるなど、とんでもない。まあ、最後の方は面倒で、いい加減になることが多い。
いい加減な計算をすると、ミスがでやすい子になります。だから、たくさんやらせてはいけない。
それよりは絶対に間違えない計算をさせるべきです。計算練習は1回3題までで良いのです。その代わり絶対に間違えない。
間違えないためにはその場で見直すことが必要になります。だから2回、3回と計算をすることになる。そうすることで計算練習は積むし、絶対に間違えないコツが身につけばいいのです。
たくさんやっていい加減になるぐらいなら、数を絞って正確に解く練習に切り替えてください。
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標識に関する問題
最終更新日: 6/25/17, 5:55 AM
23Jun 2017
算数が不得意で、なかなか勉強をしようとしない男の子がいました。
随分早くから塾には通い始めたのだが、うまくいかなくなったのも早く、そこから「算数は難しい」「算数はできない」「算数は嫌い」ということで、算数の勉強をしなくなった。勉強しなければできるようにはならないので、当然、成績は振るわなくなりました。
で、そういう子と話をして約束をした。本人のできそうなレベルの問題を毎日7題解くように。毎日です。他の勉強はそれが終わるまでやらなくて良い。逆にこの7題が終わったら、後は勉強しても勉強しなくてもどちらでもいい、ということにしました。
本人は社会の勉強が好きなので、本当は社会の勉強がしたい。で、他のことがしたいばかりに、その勉強を始めました。しかし、最初はなかなか終わらない。
できないときは解説を見ても良いが、その次にはできないといけないルールにしました。いつ、次の試験があるかどうかは分かりませんが・・・。
で、とにかく毎日やるうちに、少しずつ変わってきた。できないと思っていた問題が、いろいろやっているうちにできるようになってきた。できるようになるとおもしろくなる。そうこうしているうちに問題ができるようになると、回りの目が違ってくる。
「できるよねえ」と言われて悪い気分になるわけはない。まあ、ここまで行けば多分あとは大丈夫なのです。
例えば5年のテキストは50回分ぐらいあるでしょう。この例題は6題か、7題ぐらいある。これが7題の根拠なのですが、毎日7題やると50日ぐらいで、5年生の例題は全部やりきれるので、そうなると復習は2ヶ月ぐらいで終わるのです。
これからやればまず8月には終わるでしょう。
もし算数でうまくいかなかったら、やってみてはどうでしょうか?
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最終更新日: 6/24/17, 5:55 AM
22Jun 2017
5年生は今週、おうぎ形の面積や周の長さの勉強をしています。
中学受験では円周率が3.14で処理されることがほとんどなので、3.14の計算をするために、3.14の九九を覚えて計算を便利にしたり、なるべく式をまとめて3.14の計算を1回に済ませるように練習しますが、その上で一番大事なのが式を書ききる、ということです。
例えば2つのおうぎ形の差を求める場合、それぞれのおうぎ形の面積を出して、引き算をする、という方法は当然無駄が多い。
差を求める式まで書いて3.14をまとめるように式を書くことで計算を楽にするわけですが、しかし、とはいってもそう簡単ではない。
子どもたちはまだ慣れていないので、式を短くしがちなのです。
で気が付くと小数の細かい引き算や足し算をしている。だから最後まで式を書ききる練習をしてもらっています。
今はまだうまくできないでしょうが、慣れてくるとコツがつかめてくるので、ていねいに問題を解いて練習していきましょう。
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最終更新日: 6/23/17, 5:55 AM