01Jul 2017
これまでの指導を通じて痛感するのは、「ていねいな子が合格する」ということです。
入試はある意味ミスとの戦いでもあり、問題の読み違い、計算間違い、勘違いをいかに防いでいくかということが重要なのです。
模擬試験を受けるとどうしても合格可能性や順位ということに気が行きがちですが、実は復習が大事です。そしてなぜミスをしたのか、という点を明確にします。
このとき保護者の対応として「怒って」はいけません。
これが入試でなくてよかったのです。ただ、そのまま放置してはいけません。同じミスをしないためにはどうすればいいのか、を子どもといっしょに考えてあげてください。
例えば問題の読み方。
これは男の子に多いのですが、案外最後まで読んでいないのです。問題の途中で「あ、わかった!」と思ったりするのでしょう。結果としてできる問題を落としてしまう。
合格の秘訣は「できる問題を落とさない」ということに尽きるのです。それをどこまで可能にするかは、日々の演習と工夫です。
この夏、とにかくていねいに解く、ということだけをまず心がけてください。
それだけで合格可能性は数段上がります。
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30Jun 2017
地理は大きく分けて2つの系統があります。
ひとつは系統地理。つまり産業別に学習していく方法です。工業なら工業で日本の全地域をまとめる。水産業なら水産業でまとめる方法です。
もうひとつは地誌。これは地域別にまとめていく方法で、九州地方から始まって北海道まで順番にまとめていく。
で、実は同じことを繰り返しているのです。
例えば豊田の自動車工業は当然、日本の工業で出てくるし、また東海地方の工業でも出てくることになります。
2回学ぶからよく覚えている、という面もありますが、復習を2系統からやると大変面倒なことになる。
だったら地誌だけで、整理をするのがいい。というのも、近年地図といっしょに出題されることが多くなったからです。場所がどこか、というのは基本的な問題ではあるものの、系統地理から戻るのは結構手間なのです。
確かに日本の工業だけで出題されることも多々あるわけですが、きちんと地誌でまとめていれば何の問題もない。
同じことを覚えるのに2重の作業をする必要はありません。地方別のアプローチに力をいれて、確実に覚えていきましょう。
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29Jun 2017
過去問を終えると、つい点数を計算したくなる。
え、これしか取れないの?と言ってはいけないと思いつつ、でもしっかり顔に出ていますよ、お母さん。
この時期から良い点が取れていれば、それは目標を上げた方が良いかもしれません。で、一般には合格点などほど遠い、というのが普通でしょう。ここからできるようにしていくのです。まだ十分に問題だって練習しているわけではない。どうせ練習するなら自分が受ける学校の問題で練習をすべきなのです。
そして、次第に理解が深まってくれば良い。
良く過去問をやるときに点数をつけて、表にしているご家庭がありますが、まあ2回目ぐらいからにした方が良いかもしれません。
それから・・・。
たまに、最新版の過去問を最後にとっておかれるご家庭がありますが、これもあまり意味がない。どういう傾向の問題が出るのか、最新版を研究することは最も大事なことですから、力試しは模擬試験で考えてください。
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