13Jun 2017
勉強は苦しくてつらいものだ、受験勉強は特に苦しいものだ、というイメージがあるかもしれません。また苦しいところを乗り越えるから、合格するんだ、というような感じ方もあるかもしれません。しかし、そう辛いことばかりではない、と思うのです。
例えば暗記にしても、これだけのことを覚えることができた、という達成感を楽しむために、日々覚えていくことができれば、大した苦労ではない、と感じることはできるでしょう。算数の問題を何とか自分の力で解き明かそうとしてがんばるとき、そんなに苦しい、というよりは、何かワクワクしながら解いている子どもたちは多いものです。
だから楽しく勉強することはできるのです。歯を食いしばって、夜な夜な頑張らずとも、それなりに楽しく、面白く勉強することはできる。
歴史の好きな子は、よくテキストや教科書を飛び越えて、いろいろな本にまで手が伸びていますが、それは苦しくてやってはいない。もっと知りたい、もっと詳しくなりたい、と思う気持ちがそうさせているのですから、逆にそれを利用した方がよいと思うのです。
何か最近、楽しく勉強するなんてあり得ない、という気持ちで勉強している子が多くなっているような気がするのですが、もう少し考え方を変えた方がよいかもしれません。
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最終更新日: 6/14/17, 5:55 AM
12Jun 2017
学校選びはやはり親がするものだ、ということで最初は学校説明会が一般的でした。
しかし、実際に学校に通うのは子どもたちだし、子どもたちに学校生活を経験してもらって、その魅力を感じてもらわないといけない、ということで文化祭や体育祭の公開を広めるようになったわけですが、文化祭や体育祭はイベントであって、日常ではない。
したがって、普段の学校生活を体験してもらうのがいいだろう、というので生まれたのがオープンキャンパスです。最初は大学だけだったのが、高校や中学にも広まって結構な数の学校で現在行われています。
実際に学校での生活を経験する、というのは子どもたちの受験に対するモチベーションを上げるのにはやはり役立ちます。
こういう学校で勉強したい、こういうクラブ活動をやってみたい。
受験勉強は結構大変ですが、それでも合格すればこんなことができる、というのは子どもたちの励みになることは間違いありません。ですから、機会があればやはり体験してみることは大事だと思います。
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最終更新日: 6/13/17, 5:55 AM
11Jun 2017
子どもの成長には個人差があります。
まして、3月生まれと4月生まれの子どもたちにはおよそ1年の差があるわけだから、4年生や5年生の段階で、うまくいかない、からといってあせってはいけないのです。
最近の中学受験のカリキュラムは以前に比べると半年早くなりました。
ということは、さらに早く仕上がることを意図されているのだが、実は締め切りは変わっていません。つまりは6年生の終わり。入試に間に合えばいいのです。
例えば算数で分数や小数ができない子どもたちは増えています。
これは早くからいろいろなことをやり、かつ前倒しされているから、充分な練習ができていないことが最大の原因です。
うまくいかなければ、繰り返し練習すれば良いわけですが、しかし、次のカリキュラムが来ているからそうもいってられない。
しかし、よくわかっていないことの上に何を乗せてもグラグラするのです。だったら、ちょっと足を止めた方が良い。
4年生や5年生でよく「壁」ということばが使われます。4年の壁とか、5年の壁とか。
しかし、壁にあたったら、足を止めてどうやって壁を超えるかを考えればいいだけです。一番大事なのは足を止めること。
いったい何が問題なのか、何を練習すればいいのか。ここをしっかり考えて実行できれば、やがて練習が積まれた段階で壁は自然に超えているものです。
間に合わせなければいけないのは、入試だけ。
それまでの間は多少止まっても何も問題はないのです。カリキュラム通り終えなくとも入試ができればいいのですから。
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一発勝負
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最終更新日: 6/12/17, 5:55 AM