03Jun 2017
子どもたちはいったいどこまで、自分が努力をしていけばいいのか、なかなかイメージとしてつかめません。
例えばできなかった問題について、復習をしたとき子どもたちが感じるパターンは
(1)できなくても仕方がない
(2)解法はわかったから大丈夫。
(3)もう一度やったときに、できないといけない。
の3つなのですが、多くの子どもたちは(1)か(2)なのです。しかし(3)のレベルでないと、できるようにはなりません。
この感覚をもってやる勉強とそうでない勉強では、同じ時間でもまったく努力の質が変わってきます。しかし、そうなっていないから、成績が上がらない。
だから、この情況をわからせることが大事なのです。
子どもには変わらないとまずいと思わせないといけないのです。では、そう思うにはどうすればいいか。
志望校を決めることです。
どうしても入りたい、そのためにできるようになりたい、そういう欲望が出ないと努力の質は(3)のレベルまで上がらないでしょう。
成績がある程度決まってから、学校を決める、で成績は伸びないのです。
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02Jun 2017
本来は省エネで、そんなにクーラーを効かせてはいけないわけですが、塾の教室というのは、やはり子どもたちの出す熱があるので、すぐに暑くなる。
そして暑くなると勉強しずらくなるから、やはりクーラーを効かせる、ということになります。
土台、先生や生徒が割と大きな声で話す環境なので、窓を開けることはまずない。したがってクーラーで温度調整をするしかないわけですが、クーラーというのは全体的に温度が下がるのではありません。
あるところはクーラーが効いている、あるところは効いていない。
そして効いているところは異常に寒い、ということになるので、まあ、気を効かせてサーキュレーターや扇風機をまわしているところもありますが、しかし、問題はそう簡単には解決しません。
そして、これから暑くなると、室内では寒い、外では暑い、ということになって、明らかに体調を崩す場合が出てくるのです。
教室で「気持ち悪い」といわれることが多々ありますが、原因は睡眠不足とこの温度の上下動。
したがって、どんなに暑い日であっても、冷房対策は考えておいた方がよいでしょう。男の子は面倒くさいというので、着たがりませんが、しかし、それでもやはり「気持ち悪い」と言い出すのですから、注意が必要です。
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最終更新日: 6/3/17, 5:55 AM
01Jun 2017
過去問や問題集をやって、答え合わせをしたら、間違っていた。
え、違うの?というので、解説を読む。
この瞬間、実は相当できるようになっているのです。
まず、しっかり問題を考えている。ここはすごく大事な分かれ目であって、問題を解いて「あ、できないや」というので、解説を読んでも力はつかない。
だって苦労してないから、解説のありがたさがないわけです。
しかし、苦労して解いて、それでも間違えた、あるいは解き方がわからない。
それで仕方なく解説を見て、最初の2行を読んだだけで、
「あ、そうか」
となることもあるでしょう。
あるいはじっくり読んでいくうちに、「なるほどねえ。こうやって解くのか」と妙に納得したりする場面もあるかもしれません。
要は苦労した分だけ、その解説は非常によくわかり、かつ、その分できるようになっていくのです。
そういう問題がたくさんあればもちろんいいが、しかし、これも質の問題であって、ウンウンうなって解説を読めないと力はなかなかつかないところがあるのです。
だから慌てないで、じっくり解いていきましょう。
最初のうちは時間なんか気にしないで、とにかく考えてみてほしいと思います。
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最終更新日: 6/2/17, 5:55 AM