17May 2017
兄弟姉妹で中学受験をする、ということになると親はどうしても公平に扱おうとします。塾もなるべく同じところ、あるいは費用も同じところ、というイメージになるのですが、しかし、それではうまくいかない場合が出てくるでしょう。
同じ兄弟姉妹であってもやはり個性がある。当然のことながら、子どもの得手不得手もあるから、同じように行くわけがないのです。しかも下の子は常に上の子と比べられる。比べられて上回っていれば、まあ、多少なりとも本人にとっては満足でしょうが、しかし下回ると何かと言われる。
それが本人のストレスになっていきます。親の方はよかれと思って言っているところはあるわけですが、それがまったくプラスに働かない。「私はお姉ちゃんとは違うから」と思っている妹は案外多いものです。
ですから、公平に扱うという意味では「その子に合わせたものを選ぶ」という点において公平であれば良い、と思うのです。その子に合わない事はやらない。逆にお姉ちゃんのときにはやらなかったけれど、この子にはやった方が良いな、と思えばやった方が良い。
最善を尽くす、という点で公平であれば、それが一番良いのです。
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第272回 アクセルとブレーキ
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地図の問題
最終更新日: 5/18/17, 5:55 AM
16May 2017
6年生になると、いろいろやらなければいけないことが増えるでしょう。テキストも数種類あったり、計算のドリルがあったり、漢字のドリルがあったり。これから過去問が始まり、統計も読まないといけないし、秋には時事問題集も出る。
だから、いつも何かに追われているような気がするものです。で、いろいろ手を広げると、どこまでやったのかわかりにくくなる。だから達成感も感じない。
そこで視覚から入る達成感を利用します。
例えば問題集も、ここまで終わったという印がわかれば、「結構頑張ったなあ」と思うでしょうし、暗記テキストもここまで覚えた、みたいなことが視覚的にわかれば、自信になります。
表を作って終わったところを塗りつぶしていくと、塗りつぶすのが段々楽しくなり、やがて「あと少しだ」という感じになってくると、達成感が出てきます。
計画も表にして、終わったところに×をつけていくと、これまた楽しい。
視覚効果を使って、達成感のある勉強にしてください。
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過去問が遅い塾
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中学受験 算数オンライン塾
5月17日の問題
最終更新日: 5/17/17, 5:55 AM
15May 2017
最近は、塾で小数や分数を扱う時期が早くなりました。
だからといって、学校で習う時期は決してそれに合っていない。だから、先に習って先に練習しなければならない。
で、この小数や分数の計算が今一つであると、割合がよくわからない。そして割合がわからないと、今度は比がわからない、ということになる。つまり、小数や分数の計算はこれらの基礎であって、そこをないがしろにはできないのです。
しかしながら・・・
塾の授業でたっぷり時間をかけて、計算練習をする塾はまずないでしょう。
公文のような塾なら別ですが、大抵はさらっと終わってしまう。そして宿題を出す。家で練習しなさい。
しかし、そこで練習しなければ、あるいは充分納得できていなければ、計算力がついていかないのです。
最近のカリキュラムの進行は速いが、その速さに惑わされて、ついこういう基本的な練習がおろそかになってしまわないように注意しないといけないのです。
しかも、計算練習というのは、やはりやりたくない勉強の代表選手。分数と小数の混合算を20題も解かされたら、大人だって辟易します。
だから上手に、分量を分けて、少しずつ進ませないといけない。この辺は家庭の工夫でかなり差がでてくるところですから、注意してください。
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比と割合に関する問題
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最終更新日: 5/16/17, 5:55 AM