18May 2017
併願校を選ぶ時期
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
どこを受けていくかを決めるのにあたって、挑戦校とか、実力相応校とか、安全校とか、メリハリをつけて考えていきましょう、というお話はよくします。

実際に挑戦校ばかりを受けても勝負としては厳しいので、抑えるべきところは抑えた方が良いのですが、しかし安全校を選ぶのは今の時期ではありません。

これはもっと押し迫って、秋の模擬試験のデータもそこそこ揃って、どの辺なら大丈夫そうかというラインが出てからの話。それまでは、第一志望と、第二志望ぐらいまでが決まっていれば十分でしょう。

何校合格しても行ける学校は1校だけですから、できるならば一番行きたい学校に合格するのが理想です。

だから、まずはその学校に合格するための準備を優先するべきなのです。いや、その学校はなかなか難しいから…というような考えがあるかもしれませんが、学校別の対策は始まったばかりですから、そう簡単にあきらめるべきではありません。子どもたちが、その学校に行きたいと強く思っているのであれば、まず狙うべきでしょう。

いろいろながまんをして勉強を続けているのは子どもたちですから、その意思は大切にしてあげるべきだし、それが努力の源になるわけですから、そう簡単に妥協してはいけない部分です。

ということで、この時期は第一志望に的を絞って準備していきましょう。


今日の田中貴.com
登場人物の心情の読み取り


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
その子の体力で勝負するしかない

中学受験 算数オンライン塾
5月19日の問題


最終更新日: 5/19/17, 5:55 AM
17May 2017
その子に合わせたものを選ぶ
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
兄弟姉妹で中学受験をする、ということになると親はどうしても公平に扱おうとします。塾もなるべく同じところ、あるいは費用も同じところ、というイメージになるのですが、しかし、それではうまくいかない場合が出てくるでしょう。

同じ兄弟姉妹であってもやはり個性がある。当然のことながら、子どもの得手不得手もあるから、同じように行くわけがないのです。しかも下の子は常に上の子と比べられる。比べられて上回っていれば、まあ、多少なりとも本人にとっては満足でしょうが、しかし下回ると何かと言われる。

それが本人のストレスになっていきます。親の方はよかれと思って言っているところはあるわけですが、それがまったくプラスに働かない。「私はお姉ちゃんとは違うから」と思っている妹は案外多いものです。

ですから、公平に扱うという意味では「その子に合わせたものを選ぶ」という点において公平であれば良い、と思うのです。その子に合わない事はやらない。逆にお姉ちゃんのときにはやらなかったけれど、この子にはやった方が良いな、と思えばやった方が良い。

最善を尽くす、という点で公平であれば、それが一番良いのです。


今日の田中貴.com
第272回 アクセルとブレーキ

受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
空間把握能力

今日の慶應義塾進学情報
地図の問題


最終更新日: 5/18/17, 5:55 AM
16May 2017
視覚効果を利用する
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
6年生になると、いろいろやらなければいけないことが増えるでしょう。テキストも数種類あったり、計算のドリルがあったり、漢字のドリルがあったり。これから過去問が始まり、統計も読まないといけないし、秋には時事問題集も出る。

だから、いつも何かに追われているような気がするものです。で、いろいろ手を広げると、どこまでやったのかわかりにくくなる。だから達成感も感じない。

そこで視覚から入る達成感を利用します。

例えば問題集も、ここまで終わったという印がわかれば、「結構頑張ったなあ」と思うでしょうし、暗記テキストもここまで覚えた、みたいなことが視覚的にわかれば、自信になります。

表を作って終わったところを塗りつぶしていくと、塗りつぶすのが段々楽しくなり、やがて「あと少しだ」という感じになってくると、達成感が出てきます。

計画も表にして、終わったところに×をつけていくと、これまた楽しい。

視覚効果を使って、達成感のある勉強にしてください。


今日の田中貴.com
過去問が遅い塾


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
ちょっとがんばる

中学受験 算数オンライン塾
5月17日の問題


最終更新日: 5/17/17, 5:55 AM