14Nov 2016
最近の国語の入試問題で採録される文章は割と長い。
したがってある速さで読み切らないと、問題が終わらないケースが多いのです。特に5年生の今は遅い。テストを受けても半分の問題は手つかず、なんてこともあるかもしれません。
ただ、それは練習を積み重ねていくウチにやがて速くなるものです。で、やってはいけないのは「速く読みなさい」。
いや、これ無理でしょ???
本人がダラダラと読んでいるならまだしも、本人なりにちゃんと読もうとしているところで「速く読め」と言われても手の打ちようがないのです。あとはすっ飛ばすしかなくなるわけで、そうなると読んでないから練習にすらならない。
だから急がせてはいけません。ただ本人のペースで最後までしっかり読ませることが大事。読んで考えて最後まで答える。その訓練を積み重ねるごとに国語経験が積まれ、やがて読むスピードも少しは速くなるのです。
だから慌ててはいけません。
2017年度入会案内を掲載しました。
最終更新日: 11/15/16, 5:55 AM
13Nov 2016
算数の動画で、図を描く時間を作っています。
「動画を止めて、図をノートに写してください。」
というテロップと共に、動画がしばらく止まってしまいます。
つい問題の図があると、自分で図を描かずに解こうとすることが多いのですが、しかし、本当は自分で図を描き直した方がよくわかることが多いのです。
したがって早くから自分で図が描けるようになった方が良いのです。
図を描きなれていない子に、立方体の見取り図を書かせてみると、まずゆがみます。まるでひしゃげた箱、みたいな感じになりますが、これだとこの先習う立体の切断などの感覚はまず想像できない。
実際に自分で図を描くことで、平行線の感覚などがわかってくるので、今のうちは時間をかかっても自分で図を描いて解いていきましょう。
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最終更新日: 11/14/16, 5:55 AM
12Nov 2016
子どもたちの様子を見ていて、最近イライラしているなあ、と感じることがないでしょうか。
これはやはり何かうまくいっていないときに現れてきます。学校の生活もそうかもしれないし、塾の勉強もそうかもしれない。
ただ、困ったことに本人があまりはっきり意識していない場合も多いのです。何がおもしろくないのか、何がイライラする原因なのか、よくわからない。
だから話を聞いてみても、要領を得ないこともあるのです。
そういうときは、ストレスの原因だと思われることを少しずつ外していくことでしょう。本人が明確にこれだ、という理由があれば、もちろん最初にそれ解決すればいいし、あたりがつかなければ少しずつ手を打っていく。
塾でやらなければいけないことに追われて、苦しくなっているかもしれないし、授業がもうわからん、という状況になっているかもしれない。
あるいは友だちや先生と良い関係になっていない場合もあるでしょう。
まだ入試まで1年以上あるので、そのまま放置してしまうと本人には相当つらい経験になってしまいます。だから本人と話をしながら、少しずつでもいいから解決する方向に向かっていかなければなりません。
2017年度入会案内を掲載しました。
最終更新日: 11/13/16, 5:55 AM