24Nov 2016
今の成績はある程度棚上げする
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
5年生のこの時期、第一志望を決めていくことは受験勉強を進めていく上で大事な戦略の一つです。

しかし、模擬試験や組み分けをたくさん受けていると、もうすでにお子さんの成績がある程度分かってくる。分かっているから実は大きな問題が起こるのです。

「そんなところは無理だわ」

いやあ、今のままなら確かにそうかもしれません。しかし、1年後もそうである、ということは決まっているわけではない。今までは目標がなかったから、何となくやらされていたけれど、目標が決まってどうしてもそこに行きたい、ということでがんばった子どもたちはたくさんいます。

だから5年のうちから偏差値や順位がわかってしまうことは危険なのです。そういうデータを見ていると、子どもが「~に行きたい」と言い出しても、すぐ否定してしまいがちだからです。

子どもたちの可能性は無限です、とは言わないまでも、まだ十分に尽くす手は残っているのではないでしょうか。だから今のうちは多少なりとも今の成績は目をつぶって、志望校を考えてください。


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最終更新日: 11/25/16, 5:55 AM
23Nov 2016
自分のミスは見つけにくいもの
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
月例テストを返却して、「あ!」とか「い!」とかまあ、うなっている子どもたちがいるわけですが、それはやはりミスをしたことがわかったからです。

で、本当は試験中にそれに気が付いて修正できないといけない。

しかし、当の本人は「合っている」と思って解いているわけだから、自分の答えを疑わない。

だから本当にみつけにくいのです。

横で見ていて、
「そこ、ちがうなあ」
と言っても、信じない。

「え、合ってるでしょ???」

そういうものです。

だが、少しずつ経験が増えていくと、「もしかすると間違うかもしれない」と見直しを始める。

そうやって少しずつ、力をつけていくものですから、最初からそううまくいくわけはありません。


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最終更新日: 11/24/16, 5:55 AM
22Nov 2016
質問への対応
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
わからない問題の処理は、一番は先生に質問することです。

この質問が案外難しい。例えば生徒が多ければ、質問も多くなるので、当然答える先生も増えないといけないのだが、そういう仕組みになっていないケースも多い。

したがって、子どもたちの質問は題数が限られるし、それも並ばないとわからない、というようなことが起こっているでしょう。

この辺は6年生に向けてある程度想定しておかないといけない。そのために家庭教師や個別指導を考えるのであれば、早めに準備をしておいた方が良いくらいです。

が、そういう準備をしたはいいが、なかなか明確に答えてもらえない、という場合もあるでしょう。特に難関校の問題を質問して、すぐ答えられる先生はそう多くはない。

そういうことを見抜くためには、5年生のうちから、がんばって質問しておくと良いのです。いつでも割と答えが正確に帰ってくればそれは心配はない。5年生はなかなかそこまで粘らないが、粘ったことで得られるものは少なくありません。


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最終更新日: 11/23/16, 5:55 AM