11Nov 2016
受験勉強はともすると、ただ問題をたくさんやることが重要だと思われがちです。
しかし、本当は良く考えられたか、気持ちが前向きな状態で問題の本質に向き合うことができたか、にかかっています。
例えば宿題をたくさん出されて、終わらなければいけない、という気持ちが強くなると、この問題はどういうことか、ということをじっくり考える余裕はなくなって、ただ答えを書く、空欄を埋める、というようなことになってくる。
そうすると、時間はかかっているかもしれないが、考える力もつかなければ、ことの本質に向き合うこともできない。
大事なことはわかる、ことなのです。
むしろわかるまで考えることが必要で、たくさんの問題を解くことが必要なのではない。
たくさん問題を解いた割にできるようになっていない子が間違いなく増えているように思えます。
2017年度入会案内を掲載しました。
最終更新日: 11/12/16, 5:55 AM
10Nov 2016
5年生で志望校を決めよう、とお話ししているわけですが、しかし、この段階だとコロコロ変わる子がいます。
文化祭を見に行けば、「あ、この学校がいい」と思うこともあるだろうし、また卒業生が活躍する姿を見ると、「この学校に入りたい」と思うこともあるでしょう。
大いに結構なことだと思うのです。
いろいろ夢を膨らませていく。そして、その中から自分が本当に行きたい学校というのがだんだん絞り込まれていけばいいわけで、最初から1つに決まらなくてもいい。
むしろいろいろな学校を見て、大いに悩んで良いのではないでしょうか。
最終的に何校合格しようと行ける学校はひとつしかないわけだから、やはり一番行きたい学校のイメージをしっかり持つことが大事になるので、ぜひ大いに悩んで欲しいと思います。
2017年度入会案内を掲載しました。
最終更新日: 11/11/16, 5:55 AM
09Nov 2016
算数の復習をする場合、今週やったすべての問題をやり直す、というのはあまり得策とは言えません。
だってできているわけだから、またできるのを確認するだけでしょう。
まあ、たまに「アテカン」でできたというような問題もあるかもしれませんが、そういうのは式を書いていなかったり、本人が説明できなかったりするわけだから、すぐわかる。
実際にそんなことは本人が一番わかっているわけで、「自分の力でできなかった問題」を明確にすることはできるわけです。
で、それをやり直す。わからなければ解答と読む。あるいは先生に質問する。そうい問題をなくしていけば確実にできるようになる。
こういうところも効率を考えていった方が良いでしょう。
2017年度入会案内を掲載しました。
最終更新日: 11/10/16, 5:55 AM