02Dec 2016
カリキュラムで決められた内容が十分に理解できていない、と状況は良く起こります。
しかし、それを放置していると、どんどんわからなくなる。だからどこかでパワープレーをするしかない。つまり、ぐっとがんばって追いつく。
あまりにかけ離れると途方もない部分を追いつかなければいけなくなるから、遅れているな、と思ったら本当はすぐ手を下さないといけない。
しかし、本人にその構えができていないことが5年生では良く起こります。つまり、「がんばっても無理だあああ」みたいな感じ。
で、構えができていない時に無理矢理勉強させても、さらに気持ちが遠のくだけ。だからこの構えを作るしかない。
構えに必要なことは2つ。ひとつは目標。受験ですから、学校に合格することが目標ですが、それが具体的に決まっていることがまず必要。
次に自信。確かに途方もない部分があるが、しかし、これはできる、あれもできる、とできることを先に数える。回りはどうしてもできないことを数えるが、できないことをつきつけられると、すぐ自信をなくすのが子どもです。
だから、自信がある部分をまずやりながら、返す刀で不得意もやり、気持ちのバランスを取る。
そうなるとなかなか進みませんが、しかし、それでも何もやらないよりはいい。
この冬休みもそういうパワープレーのチャンスでしょう。
フリーダム進学教室
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最終更新日: 12/3/16, 5:55 AM
01Dec 2016
5年生のこの時期は、まだ入試をリアルに実感できるわけではありません。
だから、何となくまあ、やっている、というような子どもたちが多いのです。しかし、それで良いと思うのです。あと1年以上、「落ちたらどうしよう」みたいなプレッシャーにさいなまれていたら、相当参ってしまう。
今はまだ、ノーテンキだから、それなりにやっていけるところはあるのです。
しかしそのノーテンキが、心配になるお父さん、お母さんもあるかもしれない。
本当にこのままで大丈夫かしら?
しかし、子どもたちはまた日日成長している。ずっと同じところにはいないのです。だから、やがてどんどん勉強していける可能性はあるのです。
ただ、自信をなくすと、なかなか難しい。何とかなる、という思いがなければなかなか自分で勉強できるようになりません。
5年生のうちは、多少なりともノーテンキでかまわない。「何となる」という思いを持てるようにしてください。
フリーダム進学教室
2017年度募集案内
最終更新日: 12/2/16, 5:55 AM
30Nov 2016
フリーダムではWEB演習をするとき、答えは解答を入力しないと答え合わせができないようになっています。テキストの答えはない。したがって、最後まで答えを出すか、あるいは途中で断念して答えを見るしかないわけですが、なるべくなら答えあわせをお父さん、お母さんといっしょにやってほしいと思っています。
答えを簡単に見れるようになると、やはり答えを写す子どもたちが出てくる。これはどういう勉強のやり方をしても、それが簡単にできるとやはりつい写してしまう子どもがでてくるわけですが、そうなるとなかなか力がつかなくなる。
いくら時間をかけてもできるようにはならないのです。
子どもたちは、自分にとって都合の良い方に向かいやすいのです。本当はわかるということが自分にとって都合の良いことであるはずなのだが、そんな長期的な視野はあまり持ち合わせていない。それよりは、友達から貸してもらったゲームをやりたいとか、そんなことの方に眼が行きやすい。だから、本当にちゃんと勉強しているのか、(つまりそれは、時間をかけているだけでなく、わかっているのか?)ということを確認していかないといけないのです。
本当は、そんなことは確認すること自体、時間のロスだと思われるかもしれませんが、実際にはそんなロスを平気で積み重ねている子どもたちが多いのです。だから、私は量にこだわらないことにしている。それよりも何がわかって、何がわかっていないのかを明確に区別できることの方が必要だと思います。で、自覚のある子はそれが自分でできるかもしれませんが、それは6年生の後半になってからの話。
それまではやはりお父さん、お母さんの力が必要でしょう。
フリーダム進学教室
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最終更新日: 12/1/16, 5:55 AM