10Apr 2021
この時期から過去問をやらせてみて思うことでいえば、やはり結構できるようになっている、ということです。
合格点にたどり着くまでの課題というのが割とはっきり見えてくる。例えばある子は、2倍の時間をかければ、合格点にたどり着く。しかし、実際に摸擬試験で解いてみると当然半分も取れない。
つまり、いかに時間を短縮して考えられるようになるか、ということが課題になる。
ある子は、速さの問題がネックになっていたりする。速さの問題というのは大人が解いていても、いろいろな条件が出てくるので見落としやすい。実際に問題文を完全に理解できれば、すぐ解き始められるのだが、底に時間がかかるという場合もあるでしょう。
実際にそういう課題がはっきりすれば、すぐに学校別バインダーに入れる。
じゃあ、もう一度速さをやろう、とか。理科でも電気をやろうとか。
もちろん管理者がいた方が進みやすいが、これはお父さん、お母さんが力を貸してくれればできるだろうし、慣れてくれば自分で課題を見つけていける部分もあるでしょう。
まずはつぶすべき課題は何かを見つけ、それを対策していくことが算数や理科の力を伸ばす上では大事なことです。学校別対策を意識した勉強をそろそろ始めて行きましょう。

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最終更新日: 4/9/21, 8:02 AM
08Apr 2021
受験に関して幼い子の弱点は「やらなければいけないことができない」ことでしょう。
式を書かないといけない、自分で考えないといけない、特に考えもせずに答えを口にしない、と指示されたことができない。
頭では当然やらないといけないことはわかっています。しかし、実際にはできない。
もう半年以上言われ続けていることができないわけだから、じゃあ、9ヶ月後にできるようになるか???
ただ、子どもたちも同じところにいるわけではないので、日々成長する。まあ、そのうち本気になる、ということもあるでしょうが、やはり日ごろの生活の中でなるべく自分でやることを増やした方が良い。
実際に受験生なんだから、と王様気分でいる子もたまに見かけます。これは明らかにやり方を間違えている。
この辺は充分に気をつけていった方が良いでしょう。
「お母さんがやれと言ったからやっただけだ」
みたいな雰囲気になってくると、本人にとってもただストレスがたまるだけになってくるので、なるべく自主的に受験勉強に向かわせていく必要がある。
しかし、そうなるとまったく勉強しない、ということもあるので、頭が痛いのです。
が、やはり自分でやる、ということを引き出していかないと、この先ずっと手を引っ張っていくわけにもいかない。
なので、多少なりとも本人がやるまで、ガマンするしかないのです。
それでうまくいかなかったら、次の機会に受験を回しても良いのかもしれません。

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最終更新日: 4/7/21, 7:55 AM
24Mar 2021
小学6年生と言いながら、4月生まれがいて、3月生まれがいます。
生まれが遅いからと言って成長が遅いわけではないが、ではみんな差がないか、というとそうではない。
大きな子がいて、小さな子がいて、体力がある子がいて、すぐ疲れてしまう子もいます。
しかし、どちらかというとそういうことは一切無視して、塾のペースで受験勉強は進む。
本当は子どもたちそれぞれに個々の差があるので、その状況に合わせた受験勉強をしないといけないのです。
だれもが週5日の塾に行く必要があるのか?といえばそんなことはないし、だれもが小学校5年までにすべてのカリキュラムを終わらせる必要があるか、といえばそうではありません。
で、ここに落とし穴がある。
みんなと同じにできないということは、ウチの子には力がないのか、といえばそんなことはない。
本人なりの伸ばし方があるはずで、それをやれば良いだけの話。
実際に大事なのは入試に間に合えばいいだけのことです。
だから、同じにできないとわかれば、方法を変えればいいのです。それを無理をさせてやらせるから、かえってさらに難しくなってしまう。
ウチの子にはウチの子に合うやり方で勝負してもらいましょう。

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最終更新日: 3/23/21, 11:23 PM