16Oct 2020
個の課題を優先するしくみ
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

スタディールーム、スタディールームオンライン、になって、子ども一人一人の問題がさらにクローズアップされることになりました。

集合授業であれば、少なくとも同じ学校を受ける子どもに対しては同じ教材をやってもらうことが多いでしょうが、しかし、本当はそれでは解決しないところがたくさんあるのです。

一人一人のデータを見ていると、「ここができていない」「ここがわかっていない」ということが出てくるので、それをまず何とか克服してもらわないといけない。

それを解決する手段を考えないといけなくなるのです。

ただ、それで間違いなく効率が上がっている面はあるのです。この後半で大分力をつけてきた子がいるし、摸擬試験の点数が一気に上がってきた子もいる。

子どもたちの負担は明らかに減って効率が一気に上がっているところはあるので、さらに対応を強化していきたいと思っています。



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10月16日の問題
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最終更新日: 10/15/20, 10:10 PM
15Oct 2020
模試の結果から次の策を考える
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


模擬試験が帰ってきたところで、しっかり点検するのは答案です。合格可能性や偏差値は確かに気になるが、これはこの試験のデータを表しているだけなので、これから何を変えればいいのか、を考えるには、やはり答案をチェックする必要があります。

答案をチェックした段階で以下の項目を考えてみます。

□基本がわかっていない分野がないか。

□問題文をを読み飛ばしていないか。

□条件を勘違いしていないか。

□計算間違いをしていないか。

□捨て問に時間を費やしていないか。

それぞれの項目に該当するところがあったら、次に対策を考えていきます。


(1)基本がわかっていない分野がある。

早急に復習する必要がありますが、自分が受ける学校であまり出ないということになれば、それほど時間をかける必要はありません。塾はどうしてもいろいろな学校に対応する分、全部やらせる傾向にありますが、受験する学校で出ないと思われるところは思いきりカットしましょう。問題は出そうで「できない」ところです。そこだけはやはりしっかりまとめて復習する必要があります。その時間を確保してやり直すことが大事です。


(2)問題を読み飛ばした。

以下のルーティンを組み込む練習をします。
1 条件にしっかり下線を引くこと
2 それを使っているかどうかチェックすること
3 答えが出たと思ったら、もう一度問題を確認すること

急ぐから、これらのルーティンもぶっ飛ばすので、間違えることが圧倒的に多いのです。しかし、ひとつのルーティンは数秒しかかかりませんし、間違えて戻ることを考えたら、よほど時間の経済になります。

(3)条件を勘違いした

一番多いのは、自分が知っているパターン問題と勘違いすることです。算数の一行問題などは、割と形が決まっているので、「ああ、あれか」と思い込みやすい。しかし、良く問題を読んでみると若干条件や表現が違う場合があります。子どもは「できる!」と思ったときが一番間違いやすい。だから(2)のルーティンをしっかり実行することです。

(4)計算間違いをした

計算間違いもさることながら、式を書かないから起こることも多いのです。実際に式を書いていけば、防げるミスがたくさんあります。だからまず式を書くことです。例えば円周率をまとめる計算は式を書かなければなかなかうまくいきません。記述式の学校でなくとも式を書いて解く、というプロセスを必ず実行することです。その上で縦の計算をやったら、その場でもう一度見直すことを徹底します。日ごろから計算練習をしていると思いますが、このプロセスを実行せずに練習しても、ミスを防ぐ練習にはなりません。たくさんやるより「間違えない」ということを重視してください。

(5)捨て問に時間を使った

まだできる問題があったのに、難しい問題に手をつけて、とれる問題を落とした、という場合はこれはある意味仕方がありません。ただ、意地になって解くのはやめた方が良い。判断の基準はその1問にかけられる時間の半分程度です。
例えば50分の試験で8問でるとすれば1問は約6分。そのうち半分の3分で、先が見えなければ一度置く、ということは必要なことでしょう。まずは3分で片づけられる問題であるかどうかを見極める。上手に時計を見ることも大事です。この辺は過去問を解くとき、練習すると良いでしょう。だんだん慣れてくれば、勘所がわかってきます。大事なのは「できる問題」を「間違えない」こと。出来ない問題は基本的に合否には関係ない、と思ってかまいません



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第451回 子どもの受験

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慶應進学館から

点数よりも出題傾向に集中する

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最終更新日: 10/14/20, 11:12 PM
13Oct 2020
一人でできるようになる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


WEB学習システムで黙々と勉強に取り組んでいる子どもたちがいます。

最初は週3回ぐらいの塾に通っていたのだが、習い事だったり、スポーツと合わなくなって、勉強するやり方を変えた子がほとんどなのですが、その後、一人で勉強するのが気に入ってしまい、家族と相談しながら計画を作って黙々と進めている。

で、データや月例テストの結果を見ていると、確実にできるようになっているのがわかります。

受験勉強というのは、やれば切りがないところがあるわけですが、まずやるべきことを絞って、基本をマスターし、さらに問題をじっくり考えて応用問題を解き上げられるようにすると、次第に勉強のコツがわかってくる。

こうやればいいんだ、という自分のペースが確立すると、あとはそれを着実に進めれば、力も着実についてくる。

実際にWEB学習システムで勉強する子どもたちはスタディールームオンラインの子どもたちも含めて、そのペースが次第に確立してくるので、力がついてくるところがあるのです。

ポイントは自分で勉強する、自分で考えるペースを確立することができるか、という点にあり、そのために何を勉強するのかを絞り込んでいく必要があります。

まずは、これだけ、という分量、1週間で十分にできる内容を決めてみてください。



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で、何を出すんだっけ?

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WEB出願は増えるが


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最終更新日: 10/12/20, 11:20 PM