28Jul 2017
濃度計算や割合などの問題の場合、小数を使った方が良いか、分数を使った方が良いか、それぞれの問題で楽な方があります。
3割で割る場合、0.3で割った方が良いか、3分の10倍した方が良いか、ということなのですが、大事なのは両方自在にできること。最初のうちは3分の10倍する、というのがよくわからないので、0.3で割ってしまう。もちろんそれで答えがでるわけですが、そうなると分数での計算が上手にならない。
全体的な問題で言えば、やはり分数で計算した方が便利です。だから分数を自在に扱えるようになると、割合の問題はスムーズに解けるようになります。
分数の計算練習をがんばりましょう。
今日の田中貴.com
月に関する問題
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
集中力を保つために
今日の慶應義塾進学情報
4教科の点数だけでは決まらない。
最終更新日: 7/29/17, 5:55 AM
26Jul 2017
国語の力は大きく分けて3つの力に分類することができます。
ひとつは文章を読む力。何が書いてあるのかをつかみ、著者の意図をくみ取ることができる、という力。
次は問題を考える力。文章の意味がわかったとして、問題の答えを考えられなければいけない。例えば、そのとき主人公はどんな気持ちだったのか。なぜ、そんな行動をしたのか、という問いに対して答えられなければなりません。
最後が書く力。もちろん問題を考えれば当然答えを書かなければいけない。これが選択問題であれば、記号で答えればいいわけですが、解答形式は選択式とは限りません。自分のことばで説明しなさい、という記述式の問題も近年増えているので、自分の考えた答えを文章に表さなければなりません。
この3つの力がそろって国語力というのだから、単に文章を読む力があったとしても、国語の点数はあがらないわけです。
良く本を読む子はいますが、だからといって国語の点数が良いかと言えばそうとは限らない。こういう子は確かに読む力はついているのですが、問題を考える力や書く力が十分でなければ国語の点数は上がらない。
ついでに言えば、問題を考える力は自分なりに考えるではなく、あくまで文章を原典にして考えないといけない。問題の出題者は著者ではないので、本文のここにこう書いてあるから、答えはこうでなければならないという論理で問題を組み立てます。だから、その考え方を練習して身につけなければならないわけです。
ということで、この3つを鍛えるのにはやはり読解問題をコツコツ解いていくのが一番なので、早い時期から入試直前まで一定のペースで練習を積み上げていくことが唯一の方法といえるのです。
今日の田中貴.com
第282回 親が教える時
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
付属校と進学校
今日の慶應義塾進学情報
平面図形の問題
最終更新日: 7/27/17, 5:55 AM
24Jul 2017
子どもというのは、本当は早く寝れるものなのです。
成長しているわけだから、新陳代謝が活発な分、体は疲れやすい。だから、夜はすぐ寝られるものなのですが、しかし、そう簡単に寝ない子がたくさんいます。
特に夏は、やはり夜の方が過ごしやすい分、大人も子どもも夜になってからいろいろなことを始めやすい。
で、それでどんどん脳が興奮してくると、いろいろ動き始める分、寝られなくなってくるのです。
しかしながら、こういう時に勉強している内容はあまりプラスにはならない。興奮しているわけだから、冷静に脳に積み重なっているわけではない、というところがあるようで、したがってやった割にはできていないということが多いのです。
しかし、お兄ちゃんやお姉ちゃんが中学生、高校生で夜遅くまで勉強したりしていると、それを真似る小学生も少なくありません。
何となく背伸びをしたいという気持ちはわからないわけではないが、そこまで体ができあがっているわけではないので、どこかにひずみが出てくるものです。
夜寝られない子は、そういう習慣になるから寝られない。だから、朝起きれない。朝ご飯も食べない、ということになってしまう。
これでは体のリズムを壊します。
夏休みは特に生活のリズムが壊れやすい。5年生はまず、睡眠優先を考えてください。
今日の田中貴.com
立体の切断に関する問題
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
忘れてる!?
今日の慶應義塾進学情報
募集要項配布
最終更新日: 7/25/17, 5:55 AM