09May 2017
5年の壁
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
これから割合、速さ、円周率と進みます。
今までは整数でそこそこ解けていたものが、とたんに面倒になってくる。ここで分数、小数の計算の力量が問われてくるのです。

計算練習は、必要です。

しかし、塾で計算を習うわけではない。まして練習をするということもあまりないでしょう。

したがって家庭で練習するしかないわけですが、それがなかなか進まない。そうすると、算数はわからなくなります。

一般に5年の壁といわれている時期は、最近少しずつ早くなっています。カリキュラムを前倒しして、早く慣れさせようとしている部分はありますが、逆に早くなってまだ十分に計算力のついていない子どもたちが音を上げます。

そういうときは、やる問題をしぼって、よく考える、納得するということを中心にしてください。

そうでないと、何がわかっていて、何がわかっていないのか、が不鮮明になる。夏休みに復習をしようと思っても、全部やり直さなければいけないという話になると時間が不足します。

わかるところまではきっちりわかる。

というやり方が5年の壁の越え方です。

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最終更新日: 5/10/17, 5:55 AM
06May 2017
集中力のない子の勉強法
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
何かにつけて、集中力がない、と思われる子がいます。

問題を解いていたかな、と思っていると、もう隣の子をつついている。

本を読み始めたかな、と思っていたのに、その本がゲームに変わっている。

気が多いというか、やりたいことが多いということなのでしょうか。

ただ、決してそれが悪いわけではない。

本人が興味を覚えることが多い、ということは、積極的な姿勢を持っているということなのです。こういう子はまず、物怖じしない。

何か、新しいことをやる、ということになると果敢に挑戦してくれるし、失敗したらどうしよう、と考えることもまずない。

そこが親としては物足りないところもあるかもしれませんが、その性質を上手に利用して勉強をさせることもできるのです。

こういう子は、目先を上手に変えてあげるといい。長い時間はあまり持たないが、短時間でのめり込むことはあるのです。

そして、それに飽きるともう次にいかないと気が済まないから、その点では次のものを用意しておけばいいのです。

子どもには個性があり、それに長所も短所もあるが、しかし、なるべくいいところを伸ばす、利用するという考えをもたれていると良いでしょう。


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最終更新日: 5/7/17, 5:55 AM
04May 2017
まずひとつ、毎日やることを決めてみる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
漢字でも計算でも、暗記でも、そうなのですが、とにかく少しずつしかし毎日にやる、ということは飛躍的に力を伸ばします。

例えば1日3題の計算を毎日やれば1年で1000問以上の問題を解くことになる。

1日4個のことがらを覚えれば、1年で1500近くのことが覚えられることになる。

つまり少しずつ、しかしずっと継続することができれば、実は大変なことができるのです。一気にたどり着くことはできなくても、少しずつ目標には近づいていくことなる。

実は一気に問題が片付くことはあまりない。問題を分けて、少しずつ解決していくと、最後に全部解決する、ということは結構あるもので、そういう意味で継続する力を養って、その効果を知ることができれば、子どもたちの人生はまだまだ長いので、いろいろなことができるようになるでしょう。

まず1つ、毎日やる、ということから始めてみると良いかもしれません。


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最終更新日: 5/5/17, 5:55 AM