27May 2017
子どもの音読を聞いていると、明らかにこの言葉は知らないな、と思えるときがあります。
読むのを止めて、「それ、どういう意味?」
と聞いてみると、案の定、よくわかっていない。
そういうときはどんどん教えてあげてください。辞書を引くなんてことはしない。こういう意味だ、ということを話してあげればいいのです。
そのときの会話やお父さん、お母さんのことばがこ子どもの語彙を増やすきっかけになります。
4・5年生までは徹底的に語彙を教えていく、そのことで子どもが文章を読むことが苦手にならなければ、中学受験はうまくいく可能性が高くなります。
各科目とも文章で問題が提示されるのだから、当たり前ですが、文章が読めなければ問題はできないのです。そのためには、音読と語彙を教えるという2つの練習を同時にしていくことが、役立ちます。少なくとも週2回ぐらいはそういう時間をとってあげてください。
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自分が変わるしかない
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インターネットに関する問題
最終更新日: 5/28/17, 5:55 AM
25May 2017
重要度の高いものからやる、というのは良く言われることですが、こと勉強に関して言うならば重要なものほど難しいところがある。
だから、重要なものから始めるとなかなか先に進まない。先に進まないと勉強の調子が上がらないので、本人としても気分が良くない、ということになります。
で、その日やることをある程度絞ったら、後は「早く終わるもの」から始めていくと良いのです。
そうすると、調子が出てくる。
「お、なんか今日は調子がいいな」
って口ずさむことがあったら、しめたものです。
自分ができる、と思うときは気持ちが前向きになるので、力が出やすいのです。
そうなるとその後待ち構えている難しい勉強も案外進み始める。
そういう調子の良い日が少しずつ増えていけば、成績も上がりやすくなります。
ある程度今日やるべき勉強を絞り込んだら、「早く終わる」ものから始めてぜひ調子を出させてください。
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社会は好きだが、算数は嫌いな子の勉強法
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停滞期をどう乗り越えるか
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頭の体操?
最終更新日: 5/26/17, 5:55 AM
23May 2017
この春、塾に入ったら、やっていないことだらけで・・・とあせっておられるご家庭があるかもしれません。
最近は中学受験を始める学年が早まっているし、塾のカリキュラムは学校よりも当然早いから、後から入れば当然、やっていない、ということもありえる。
なので、子どもたちに算数を教えていても、「これ知ってる?」とよく聞きます。
「知ってる!」という子もいれば「習ってない!」という子もいます。
大事なのは、ここで「すでに遅れてしまった!」などと思わないことです。
例えば分数や小数の計算がまだ学校でやっていなくて、すでに塾に行っている子が知っていたとしても、それは別に問題ではない。習っていないということがわかった段階で、勉強すればいい、練習すればいいだけの話です。
もちろん学校のペースに合わせていると、中学受験はまったく間に合いません。これはその通り。
だから進学塾のカリキュラムが必要になるわけですが、しかし、そんなに早くから塾に通わずとも良いわけで、その段階、その段階で勉強していけば良いのです。
確かに、中学入試は「小学校では決して習わない」ことが出題されるので、対策はどうしても塾の勉強が中心にならざるをえないのです。だからといって、すべて塾が決めた進度に合わせることもない。その子、その子が入試に間に合えばいいだけの話です。
一番いけないのは、「遅れてしまった!」と思って、思い切り勉強させてしまうこと。
これは、お子さんにとって何もプラスがおきません。別に悪いことをしたわけでもないのに、「遅れている!」と言われてしまって、子どもは楽しいわけがない。
「僕、分数の割り算、知らない」
と言われたら、
「そう、じゃ、勉強しようか」
でいいのです。
あわてず、少しずつ進んでいきましょう。カリキュラムも行くところまで行くと、その先はありませんから。(二次方程式は決して中学受験では出ないのです!)
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こんなはずでは・・・
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グラフを書き慣れる
最終更新日: 5/24/17, 5:55 AM