02May 2017
これはお母さんの発言によくあることですが・・・
「~ちゃんは、朝5時から勉強してるんだって。」
「~ちゃんは、組み分け、ひとつ上がったそうよ。」
まあ、そういうことを言って何とか我が子を叱咤激励したい気持ちはわからないわけではないのですが、これはほぼ全く効果がないでしょう。
「べつにいいじゃん、どうだって」
とほぼ全員の子がそう思うのです。
お母さんだって、子どものころ、そう思いませんでしたか?
だから比べないことです。
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29Apr 2017
中学受験を始めてすぐの子どもたちには、なるべく方眼ノートをすすめています。
例えば、表を書くのにもその方眼をなぞればフリーハンドでもそこそこの表ができるし、立方体の見取り図を描くのにも、方眼の線を利用すればつぶれていない立方体にはなるから便利なのです。
しかし、このうしろの方眼のマス目を見ていない子どもがいます。
このマス目を使おうとか、あるいはその中に文字を入れよう、などとは考えない。
こういう子は、当然のことながら、解答欄から答えがはみ出しても、何とも思わない。
「僕をしばる枠なんかない!」と言わんばかりの大物ぶりなわけですが、それはやはり入試では困ることが多い。
したがって、子どもたちにはこのマス目をまず上手に使うように教えます。
フリーハンドで立方体の見取り図を描く、描き方も方眼を使うと割と簡単に教えられる。
「この線をこの線を結んで・・・」
で、平行な斜めの線の引き方などを教えていくと、
「なんだ、簡単ジャン」
といって、それ以降は結構いろいろな見取り図を描けるようになってきます。
しかし、やがて方眼ノートは白紙のノートに変えていく。
実は中学入試の記述式の解答用紙は罫がないことが多いのです。
だから好き勝手に書けていい、という面もあるわけですが、やはり答案だから先生に読みやすいように書く工夫が必要です。ただ、最初から白紙ノートは難しいので、まずは方眼のマス目を使いながら、上手に書く練習をして、やがて白紙ノートになれていってください。
白紙に切り替えるのは6年生の今頃が、いい時期です。
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28Apr 2017
我が子のことになると、親はやはり心配が先に立ちます。だから、なるべく失敗させないように、と立ち回る。
学校の支度につい口を出したり、朝はちゃんと起こしてあげたり。しかし、してあげれば当然、自分でしなくなります。
我が家の長男は、朝、自分で起きることができませんでした。
目覚ましをいくつか、かけても全部自分で消して寝てしまう。それで家内が起こしていたのですが、家内に起こすのを止めさせました。
「そんな!遅刻したらどうするんですか!」
「遅刻するなら、すればいい。学校の先生に怒られればいいんだ。そうでもしないと自分で起きないんじゃないの?」
ということで、家内は渋々受け入れました。
数日後、見事に寝坊。
「なんで起こしてくれなかったんだ!」とタンカを切って息子は学校に飛び出していきました。
帰ってきて家内は事情を話したようで、そうなると、これは自分で起きなくてはまずい、ということになった。
もちろん、何回か失敗があり、あわてて学校に飛び出していきましたが、やがて自分で起きられるようになりました。
まだ小さいから、というので、つい親は手を貸しがちになるものですが、失敗をするから成長するものなので、手を貸すのを我慢するのも大切なことなのです。
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