14Apr 2017
これから、入試までたくさんの試験を受けるでしょう。
で、それぞれの試験に課題を設けて欲しいと思うのです。別に偏差値や合格可能性の話ではありません。
例えば、国語の問題で、大事だと思うところに傍線を引いて読んでみる。
先に国語の問題を見てから問題文を読んでみる。
算数の式をすべて書ききる。
式を書いたら必ず見直す。
そういうルーティンをすべて最初からやれるようにはなりません。したがってこの試験ではこういうことをやってみて、その結果から効果を測定するのです。
入試では1点でも多くとる必要があります。ミスをするのが一番もったいない。したがっていかにミスを出さないか、というのがひとつの大きな課題になります。そのためにいくつか決まり事を決めるわけですが、それを受験するテストで試していく。
そういう経験を通じて、自分なりのテストの受け方を決めていく。例えばイチロー選手が、打席に入るのにあるルーティンがあるでしょうが、それも長いことやっているうちに固まってくるものであって、ひとつひとつの所作にやはり理由があるはずなのです。
実践してみましょう。
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13Apr 2017
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やる気が起きるようになるには3つのステップが必要になると思います。
まず、ひとつは具体的な目標。6年生もこの時期になれば、やはりこの学校に入りたいというのが、一番でしょうが、4年生や5年生はまだ、そこまでピンとくることはないかもしれない。ということは、漠然とどこか中学に行くために、ということになるわけで、これでは具体性が乏しいでしょう。
具体的にするためには、学校名を絞ると言うことも考えられるし、あるいは目先の目標を作ることもありえる。例えばそれぞれの学年である実力テストで、ある点数をとると言うようなこともひとつの目標となりうるでしょう。
その次に必要なことはその目標を達成するための具体的な方法です。定量的に考えれば○○という勉強を△△時間やるという決め方もありますが、これだとその勉強が本当に力になったのか、ということが今ひとつわかりにくい。それに2時間勉強した、といっても集中していない2時間、漫画もちらちら読んでいた2時間でも一応2時間にはなるわけで、これだとやはりピンとこない。
一番なのはその成果が明確にわかるもの。例えば決められた漢字を覚えるとか、算数の問題を解いて正解率がこのくらいになる、というような結果が明確にみえるものを定めることでしょう。そして3つ目のステップが、できたら思いっきり褒めることです。ご褒美を考えてもいいかもしれない。なぜ褒めるのが大事なのか。目標をクリアしたのだ、ということを明確に意識させるためです。その結果として、子どもたちには自信ができる。「自分でもこういう目標がクリアできるんだ」という実績があるわけだから、その数が少しずつ増えていけばいいのです。
問題なのはその具体的な目標も方法も決めず、「勉強しなさい」「マンガなんか読んじゃダメ」と制約すること。ねえ、そんなんじゃ、やる気にはならないでしょう?
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10Apr 2017
中学受験は12歳の子どもたちがやる受験ですから、大学受験のようにみんながすでにある程度体力が備わっているわけではありません。しかも、みんな成長過程。新陳代謝が活発で、十分な休養や睡眠が必要な時期でもあるのです。だから、その時期に十分な睡眠が不足したり、体を壊したりすれば当然のことながら、先先に問題が生じる可能性がある。
だから、「できる範囲」で準備をすればいいし、その範囲で合格を目指すべきである、という前提がないといけない。これは家庭がしっかり思っていないといけないことです。
合格したいし、合格して欲しい、と思うからついムリがまかり通る。「できる範囲」を逸脱する。しかし、そのムリがやはり問題を引き起こすことも十分に考えられます。
合格のために何でもしていい、というわけではないのです。しかも子どもたちは、そういうことがよく分からない。追い詰められれば何とかしようと思うかもしれない。むしろそれにブレーキをかけなければいけないのは親なのです。
中学受験はあくまで「できる範囲」で目指せばいいもの、であって、成長や健康を犠牲にするものではありません。
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