21Mar 2017
本人の出来と実際の出来
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
6年生の後半になってくると、本人が感じているテストの出来と実際の出来の差は、あまり大きくなくなってきます。

これが受験直前でも大きくかけ離れるようだとやはりなかなか力がついていない、ということになるのですが、5年生の場合、当然のことながら大きく差があることが多いようです。

試験が終わると「できた」という子が比較的多いのですが、実際の出来はなかなか悲惨。

これはなぜそうなるのか、といえば、まだミスが多いからです。

本人は自分で解いて答えが出れば、当然のことながらこれは合っていると思いがちです。むしろそう思うのが当たり前ですが、しかし、問題文を読み違えていたり、いろいろミスがあって本人の見積もりのようにはいかない。

しかし、ミスが少なくなれば自分が答えを出したものは概ね正解になるので、本人の読みと実際の点数がかみ合うわけです。

だから、「できた」という言葉をあまり信じる必要はないが、がっかりする必要もない。

まあ、そんなもん、なのです。


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最終更新日: 3/22/17, 5:55 AM
19Mar 2017
本を読む習慣をつける
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
5年生のうちから、やはり読解の練習はすべきだと思います。

最近の入試問題を見ていると、国語の問題はもとより社会や理科の問題も随分出てくる文章が長くなっている。また論説文や説明文は別に小学生に向けて書かれた文章を採録しているわけではないので、それなりに難しい。これを小学生が読み解けるのか、とふと疑問に思うことも度々です。

だから早くから長い文章を読み慣れている必要がある。

難しい文章を最初から読む、というのはなかなか大変だから、まずは自分の興味のあるものや物語からで良いでしょう。

それでも毎日少しずつでも読んでいく習慣が出来てくると、これはかなりの力になってきます。

5年生のうちは、こういう時間をしっかりとる事が大事。

ぜひ本を読む習慣をつけてください。


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最終更新日: 3/20/17, 5:55 AM
17Mar 2017
国語の答えは問題集によって違う場合がある
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
5年生の国語で質問があった。

語彙の問題で、ことばの意味を選択肢から選ぶ問題。

解答と子どもの答えが違う。しかし、子どもが主張する答えの方が正しいように思える。過去問なので3つの問題集の答えを比較してみると、なんと全部違う。

ああ、そういうことか、と思いました。

つまり大人でもいろいろな見解がある。で、入試問題は解答が公表されない。本当に気合いの入った学校以外は公表しないので、そうなると問題集を執筆する先生たちの協議に委ねられる。それでも、違う、という場合はあるわけです。だから出版社で答えが違ってしまう。

そういう場合はどうするか?

あまり細かいことを気にすることなく、大きく○をつけてしまえばいいでしょう。

そこまで考えられるようになったのだから、普通に答えられる問題はまず間違わなくなるだろう、ということです。

で、こういうことが国語の過去問の場合はよく起きる。算数は答えが明確ですが、国語はこれ、と決まらない場合もあり得るので、答え合わせは慎重にした方が良いでしょう。

国語の答え、本当は学校に発表してほしいなあ、といつも思うのですが・・・。


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最終更新日: 3/18/17, 5:55 AM