25Jan 2017
何となく、テレビを見ていたり、ゲームをしている子を見ると、つい
「勉強しなくていいの?」
と声を変えてしまう場合があるでしょう。
でも、実際、何をするのか、子どもたちがわかっていないケースが案外多いのではないかと思うのです。
自分で勉強の計画を立て、自分でそれを実行できる子はあまりいません。したがって塾の先生が宿題を出し、あるいは課題を出してそれを期限までにやる、とか、テストがあるから、それまでの覚えるとか、まあ、そういうことの意識はあるかもしれませんが、勉強の計画をしっかり持っている子どもは少ないと思うのです。
私はよく、勉強を教えなくてもいいから、子どもの勉強を管理してくださいとお話します。
子どもたちは、できるようになりたい、合格したいと思ってはいても、勉強を計画的に進めたり、弱点を補強したり、あるいは学校別の対策を立てようなどとはあまり考えません。「やりなさい」といわれたことをやる子がほとんどなので、「何をやるか」を具体的に決めていくことが本当は大事なのですが、それが実際に自分で決められる子は少ないのです。
だから、お父さん、お母さんが関わってあげる必要があります。
「塾に行っているから、大丈夫。」
と思ってはいけません。塾はもちろん課題を出したり宿題を出したりしますが、子ども一人一人の家庭学習の計画を作って管理してくれるようなところは、あまりないでしょう。
また塾の先生が作ったものが本当にいいかどうか、はこれもまたわからない。
この点は人任せにしてはいけないことだと、私は思います。
それぞれに志望校があり、得手不得手があるわけだから、10人いれば10通りの家庭学習があり得るわけで、それを本人任せにしていると、なかなか力はつかないのです。
親が関わって一番効果を上げるのはここです。
勉強を教える必要はないが、子どもの勉強を管理して、計画を作っていくアドバイスがあるのとないのとでは、結果は全然違います。
計画が出来れば、それができているかを確認すればいいのです。子どもの勉強の進捗状況はぜひつかんでください。
2017年度募集案内
最終更新日: 1/26/17, 5:55 AM
24Jan 2017
来週から5年生は入試休みに入ります。
といって、フリーダムの場合、昨年から5年生だけをスタートさせたので、まあ、入試休みをする必要もないのですが、カリキュラム上、ここは来年のために空けます。
しかし、5年生にとっては、この休みはやはり貴重です。
ここでしっかり復習をする、というのはいいことだし、スケジュールも変わるので、もう一度毎週の勉強の計画を立て直す時期でもあります。
いよいよ6年生、という自覚はまだなかなかできないでしょうが、それでも新たな生活のリズムをしっかり作るための準備をしっかりしてほしいと思います。
2017年度募集案内
最終更新日: 1/25/17, 5:55 AM
23Jan 2017
授業を聴いて、その内容をすぐ理解してしまう子もいれば、そうでない子がいます。
練習問題を解いていて、解き終わってしまう子もいれば、そうでない子もいます。
当然、一人ひとりに能力の違いはあるわけですが、最終的にどう結果を出すかはまた違う問題だろうと思うのです。
それぞれに行きたい学校があり、その学校に合格するのに必要な力があるわけだから、今の状態からその力を身につけるようになればいいのです。
だから、能力に違いがあり、目標に違いがあり、身につける力に違いがあるわけだから、やり方もいろいろあっていい。
一つのやり方でうまくいかなかったからといって、その子がダメだ、ということはないのです。もっとやり方を変えてみれば、実は本人に力がつく可能性はあるかもしれない。
そこを追求することが大事なのです。
山の登り方は人それぞれあっていいわけだから、能力の違いを前提として、あとはそれをどう達成するかを考えればいいわけです。
誰かにとって良いやり方が、他の子にとって良いやり方になるとは限らないので、この時期ぜひあと1年のやり方を考えてみてください。
2017年度募集案内
最終更新日: 1/24/17, 5:55 AM