01Feb 2017
新5年生から受験勉強を始められれば、それは大変良かった、と言えるのですが、しかし、多くの場合はすでにもう1年は受験勉強をしているかもしれません。
で、何となく勉強が大変だ、と思っている子が多いのです。
もともと中学受験というのは学校の勉強で言えば中学2年までの先取りになっています。学校でこれから4年かけて勉強するような内容をまあ、2年でやるわけだから、それはそれなりに大変であることは間違いない。
ただ、効率を考えていけば、いろいろ手はあるわけで、時間をかけて努力すればいい、という風に解決しない方が良いでしょう。
もちろん、勉強はしてもらわないといけないが、ひとつ大事なルールがあるとすれば、それはあくまで「やらされない」ようにしてもらいたい、ということ。
~を~までにやらないといけない。
ということばかりに追いまくられていると、自分でやる楽しさや充実感が感じられないので、自信ができないものなのです。
まずは自分で勉強してわかることを積み重ねていけばいい、と考えてください。
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2月2日の問題
最終更新日: 2/2/17, 5:55 AM
30Jan 2017
塾もいろいろあって、
「まだ、こんなことがわからないのか!!」
「ちゃんと聞いてないから、わからないんだ!!」
と怒られる。怒られると、まあ、いやだから、じゃあ「わからない」って言わなくなる。言わなくなるということは、「わからない」ことを隠すことになり、それは自分でも意識しているから、さらにごまかしへと転じてくる。
だから、わからない、と言って良いのです。
ただ、そこで止まってはいけない。だから教えてもらう、だから考える、とそれを変える手を打たないといけない。
じっと待っていても状況は変わらない。それはお父さん、お母さんも同じです。
「いつかできるようになるのでは」というのは、手を打って、可能性が出てくることです。
「わからない」「できない」なら、やはりやり方を変えましょう。
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1月31日の問題
最終更新日: 1/31/17, 5:55 AM
29Jan 2017
6年生になって大事にしないといけないのは、自分から「やり込む」感覚で勉強する、ということです。
やらされてはいけない。やらされると、やり込むことはできないからです。
あくまで自分でやり込む。例えば「電気」の問題が今ひとつわからない。あるいは、意味がよく分からない。
そういうときに、そこに集中して「やり込んでみる」。
テキストをもう一度見返す。参考書を見てもいい。あるいは、授業のノートを見返してもいい。そして、問題を解く。問題を解いて、なぜそうなるか徹底的に考える。
できる限り問題を解いた方が良いが、だからといって終わらせる感覚になってはいけない。もう少しやってみよう、ぐらいのところで進んだときにやりきる感覚。
そういうものが積み重なってきて、初めてわかるようになる。「もうできる」と思えるようになってしまうまでやり込むのが良いのです。
今の子どもたちはどうしてもやらされることが多い。だから自分でやり込もうという感覚が薄い。
それが逆に時間ばかりかかっているが、いっこうにできるようになっていない、という現象を生むのです。
そろそろ勉強に対する考え方を変えていく時期に入ってきたので、「やり込む感覚」を経験して欲しいと思います。
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最終更新日: 1/30/17, 5:55 AM