19Oct 2016
速さの問題を解くとき、グラフは有効な手段の一つです。
条件が複雑になる分、グラフを描いて情報を整理する必要があるわけですが、だれもが最初からグラフを書けるわけがない。
最近は小学校でもあまり板書を写させないようなので、ましてグラフを自分で描くなど、敷居が高いのです。
なので、O先生は白板にグラフのもとを書いて、まず写させるという作戦に出ています。
どんどん書いていくと、グラフは埋まってくるから最初の形がわからなくなってしまう。だから、まず写して準備をする。そして説明をして、まだグラフを書き入れる、というように指導しているわけです。
で、それがついに動画にまで及びました。
「では、ここで写してください。」
ということでテロップが出て、動画が静止画に変わるように編集されています。
書く練習が積み上がってくると、やがて自分でいろいろ描けるようになってくるのですから、最初は「真似」から始めましょう。
参考書やテキストのグラフを写すことは、とても大事な勉強です。
新6年生(現5年生)を募集しています。
最終更新日: 10/20/16, 5:55 AM
18Oct 2016
たまに子どもたちが他の塾の試験を受けてきます。
カリキュラムが同じではないし、やっていることも違うだろうから、点数がさほどとれるわけでもないが、しかし、それなりにデータを見てみるとやはりそれぞれの子どもたちの問題点が浮かび上がってくる。
でも、まあ、それは月例テストでも同じような傾向が上がってくるので、それほど大きな違いがあるわけではありません。
ただ、子どもたちのプレッシャーはなくなります。
クラス分けにナーバスになる必要はないから、もっとストレートに問題に向き合える。ここはまだ習ってないからできなくても仕方がないが、ここは問題を読み違えた。くやしい、みたいな話になるわけですが、そうやってテストの問題を冷静に見れるようになると、テストは役に立つ。
「次の目標は~点ぐらいですかねえ」
というと
「いや、もう少し高い点をとる」
と意気込んでいました。
まあ、その気持ちは大事ですが・・・。
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最終更新日: 10/19/16, 5:55 AM
17Oct 2016
中学受験は近年3年生の3学期から始める方が多いでしょう。
しかし、これは大変長い。小学校生活の半分が受験になる、というのはやはり長すぎるわけですが、ではいつまでなら間に合うのか?という質問がありました。
これは、お父さんの転勤によるもの。今まではもうしばらく海外にいるつもりだったのが、会社の都合でどうも帰国になりそうだ。だったら中学受験をしようか、ということです。
で、もちろん入試のよって異なり、外国語の作文と面接というような試験からフル4教科の試験までいろいろあるわけで、一概にここから間に合うと言いにくいところはあるのですが、1年あれば何とかなる、とは思います。
以前、フル4教科を半年で何とか間に合わせたこともありますが、さすがに忙しい。まあ十分ではない、ところも多々あったでしょう。
それに比べると1年のときは、まあ、それなりに忙しいがそれでも十分に準備ができたと思います。
当然のことながら、もちろんある程度読み書きや計算ができることが必要です。
しかし、考えてみればわかることですが、特殊算と呼ばれる問題はすべて一次方程式なので(連立方程式を含む)比がわかればある程度全部解けてしまう、のです。逆に~算などと考えずとも問題文の意味がわかればある程度短期間で対応はできてしまう。
まして2年間あれば、それは十分でしょう。だから3年は多いのです。
その分他のことができた方が良いのではないか。スポーツや文化的な素養を身につける時間も子どもたちには必要な時間だと思います。
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最終更新日: 10/18/16, 5:55 AM