08Nov 2019
読解力を身につける
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

子どもたちと模擬試験の復習をしていくと、やはり問題文が読み切れていない、ということが良くあります。
「え、そういう意味だったの?」
「それならできたのに」
みたいなことが割と起こる。まだまだ文章の読解が十分ではない、ということなのでしょう。

これはすべての科目で起こります。特に昨今は理科社会の入試問題の文章が長い。そこからしっかり情報を受け取って、その情報を元に考え、答えを出す、というような問題の作り方もされているので、やはり文章がきちんと読める状況に持って行かないといけない。

これは6年生のこの時期ではなかなか修練がなかなか大変ですが、しかし、最後まであきらめてはいけない。コツコツと練習を積み上げていくことが大事です。

4年生から塾の試験で4教科やるよりは、しっかり本を読む習慣をつけ、いろいろな文章を読むことが実は何より大事なのです。小手先の受験術ではなく、しっかりと読む力をつけていけば、実は案外短期間に受験準備が整う。根幹を作っていく努力をしていかないといけません。

来年から小学校で英語正課が始まるそうですが、本当のことを言えば、その分、ちゃんと日本語を読めるようにしておいた方が良いと思うのです。

日本語の国語力がない人間が英語の国語力がつくはずがない。まずは母国語をしっかりする方が小学生では大事だと思うのですが、世の中、そちらの方には進んでいない。しかし、そういう流れに惑わされずまずはしっかりと読解力を身につける準備をすすめてもらいたいと思います。


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最終更新日: 11/8/19, 5:43 AM
06Nov 2019
組み分けの試験対策をしない工夫
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

長く塾に行っていると、組み分けに対する適応が過ぎてしまうことがあります。

組み分け試験の傾向と対策に対して思わず熟知していたりする。

最近はいろいろなものが売っています。ある塾の組み分け試験の予想問題というのもあるし、OBのご父兄が過去問を売っていたりする。

学校ならその対策もわからないわけではないが、塾の組み分けに対してはあまり過度に適応しない方が良いでしょう。

それよりは、特に何の対策をしなくとも、クラスは維持できる、という方が良いのです。

それには、どうすれば良いか。

授業で吸収する力をあげること。そして国語と算数の力をつけること。この2点です。

国語は、漢字は別として、やはり読解問題が中心になる。ちゃんと文章を読んで設問に答えられれば、当然対策をせずとも点数はとれるでしょう。算数も同じこと。授業で吸収して、出題された問題自身をしっかり分析して、解き明かすことができれば別に対策をしなくてもいいはずです。

実際に上位の子どもたちは大した対策もせずにクラスを維持しているのです。

でもウチの子にはできないから、と考えがちなのですが、本当にそうでしょうか?

むしろ小手先に逃れて王道の勉強方法に進まないから、かえってできるようになっていないかもしれません。

まずは、小手先の点数稼ぎをやめて、じっくり問題に向き合えるようにしてみてください。案外その方が良い結果を生むものです。







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最終更新日: 11/6/19, 12:33 AM
04Nov 2019
文章を読む力
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

最近の入試では国語ばかりではなく、社会や理科の文章もどんどん長くなっています。

国語は物語文だけで良い、という学校も現れましたが、その分ちゃんと、社会や理科の問題文が長くなっている。

「理科社会で、説明文の読解の試験をやっているようなものだから、国語は物語文だけで良い」と考えている学校もあるようです。

だから、5年生のうちからしっかり国語の読解力はつけていった方が良い。

これから小学校は英語正課の時代に入り、英語の成績がつくようになりますが、しかし、小学校で問える英語力には限界があるので、なかなか一般の入試には入りにくい。

それこそ英検2級ぐらいの力のある子ならとっても良いが、そうでなければやはりしっかりした読解力、記述力をもった子をとろうと思っている学校がほとんどです。

今、あまり忙しくて本を読めていない、というのは本当のことを言うとあまり良くない。国語の授業は受けているわけですが、これはやはり読書とは違います。長い文章をしっかり読めるようになるには、やはりそれなりの練習がいる。

入学試験合格のためには、塾の勉強に優先してやらなければいけないこともあるのです。

子どもたちに十分本を読める環境を作ってあげてください。


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最終更新日: 11/4/19, 4:05 AM