06Mar 2019
テストを見直す
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

テストが帰ってきて、すぐにやり直しをするのは非常に良い勉強です。

最近は子どもたちの答案がデジタル処理されているので、どう答えたか採点前のデータも見られるところが多くなりました。答えはわかっているわけだから、何を間違えたのかは簡単にわかります。(もちろん採点後の答案を見ても同じことですが)

で、なるべく本人の記憶が残っているうちに間違えた問題をやり直す、ということが大事です。

そうすると、

1 試験ではできなかったが、実はできた問題

2 試験ではできなかったし、今もできない問題

に分かれます。

で大事なのは1です。2は、まだ本人には難しすぎる、という場合もあるわけで、これはこれからじっくり構えればいいが、1はミスをしたわけでその原因があるはずです。

例えば問題を読み飛ばした。計算間違いをした。原因を見極めた上で、その対策をする。

本人ができる問題を落とすということは、入試では一番もったいない。だからそうならないように、方法論を考えることです。

で、それを確認してまだ時間があれば2に進みますが、これはじっくり解答を読むしかないでしょう。それでもう一度解き直してみて(解答を見ながらではなく)それで解ければまずは終了。

でも解けない問題がたいした数でなければそれはそれで終了でいいでしょう。ただし、たくさんそんな問題があるとすれば、元々わかっていないことが多いということですから、いったいどこからわからなくなったのかを考えないといけない。

一気に解決できないでしょうが、しかし、それはまとめて解決しないといけないテーマになっている可能性があります。

例えば、どうも相似形はわかっていない、とか。売買損益が今一つ理解できていない、など。

そういうテーマはどこかでじっくり時間をとって取り組んでいった方が良いので、春休みなどを利用して解決していってください。

フリーダム進学教室無料体験実施中です。


今日の田中貴.com

問題を解く時間


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

面倒な出題

中学受験 算数オンライン塾
3月6日の問題


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾)へ
にほんブログ村



WEB学習システムは2週間の無料体験ができます。以下のサイトからご体験ください。
https://ck.freedomsg.net/
最終更新日: 3/6/19, 5:40 AM
05Mar 2019
あてはめ作文
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

フリーダムのWEB学習システムの国語の問題には、「当てはめ作文」があります。

これは、文章の要約を表した文章の中に空欄があり、それを文中の言葉で埋める、という問題なのですが、やってみるとそう簡単ではない。

子どもたちもテキストをひっくり返しながら、いろいろ言葉を見つけては文字数に合わせて当てはめています。

この目的は、文中のキーワードを探す練習をする、ということです。

国語の問題というのは、文章があって作題者がその文章を根拠に問題を作ります。したがって文中にこう書かれているから答えはアというような論理が成り立っているわけで、文中のキーワードに対する感覚を強めなければ、答えが見つからない。

で、この作業をすることによって次第に、文章の中でポイントとなる部分が目につき始め、キーワードを絞りやすくなってくる。それと同時に、文章の趣旨が頭の中に整理されてくるので、この作業の後に問題を解くと、正解率がかなり高くなってきます。

文章読解の能力を上げるためにはいくつかの能力を複合的に高めていく必要がありますが、この練習も大事な要素の一つです。




今日の田中貴.com

理科計算は続く


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

付属校人気


慶應進学館から

基礎を磨く


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾)へ
にほんブログ村

最終更新日: 3/5/19, 6:36 AM
04Mar 2019
できると思わせる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

できないことが続くと、前向きになるのはなかなか難しい。

これは大人でもそうでしょう。ということは、子どもたちにとってはもっとそうなのです。

そういう意味ではスポーツでできないことを一生懸命練習する経験というのは、非常に有効かもしれません。例えばスケートやスキーで何回転んでもがんばるのは、なんとか滑りたいと思うからでしょう。そう思わない子はとっとと帰ってしまうかもしれません。多分練習していて多少なりともおもしろいとは感じていると思いますが。

で、勉強の場合も何らかおもしろさを感じてもらえればいいわけですが、それは多分「解けた」とか「できた」という経験が多い方が良いわけです。

だからなるべくほめた方が良い。例えば、ちょっとずつヒントを与えていって、問題が解けたとして「すごい、できたね。」とほめるか、「でもヒントあげたからね」と水をさすか。

少なくとも最初のうちはほめた方が良いのです。できる、と思わせないとなかなか前に進まない。できると思えば、やる気になるし、「君ならできると思われている」と感じていれば多少なりともがんばる。

そういう最初の自信みたいなものを早めに植え付けてしまうことが、ひとつのポイントです。

お母さんは特に子どもたちの毎日の生活に近い分、つい「注意する」ことばかりになってしまうので、ここがやりにくいかもしれませんが、やはり「ほめて」あげるといいでしょう。ほめるのは「自信をつけるために」ほめるのです。

フリーダム進学教室無料体験実施中です。


今日の田中貴.com

同じパターン問題を繰り返さない


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

切替えができない子

中学受験 算数オンライン塾
3月4日の問題


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾)へ
にほんブログ村



WEB学習システムは2週間の無料体験ができます。以下のサイトからご体験ください。
https://ck.freedomsg.net/
最終更新日: 3/4/19, 1:11 AM