20Apr 2018
最初が肝心 ー金原 崇ー
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
私的なことですが、先日、小学校に入学したばかりの息子の授業参観があったので行ってきました。ニュースなどでよく学級崩壊ということも耳にするし、まだ先月まで幼稚園児だったわけだから、授業中も騒がしいものかと思って教室の中へ。

親の顔を見つけるなり、ニコッと笑って手を振ってくる子供たちが多い中、担任の先生が教室に来て、やさしいがはきはきした声で「時計の長い針が8のところにきたからさあ始めましょう」というと、一斉に席に着き、声をそろえて2時間目の始業の挨拶。

今回は国語の授業。「し」の書き方の練習。「し」のつく言葉をたずねると子供たちは手を挙げて、指名されてから答えている。その後の書き方練習も誰一人おしゃべりをしない。姿勢を崩して机に寝そべる子もいない。先生が叱る場面もない。それが授業の終わりまで続く。

私のイメージとはずいぶん違ったので驚きと関心の45分間でした。

おそらく、こうするまでは入学式後の1週間でこういうときにはこうするというルールやこういう姿勢が当たり前なのだという担任の先生の指導があったからだと思います。幼稚園から小学校へ変わっただけで自然とここまで変わることはないでしょう。

つまり、初めが肝心だということです。ルールを決めたり、日々やるべきことを取り組んだりするのは、初めにスタンダードを見せることが大切なのです。塾に行ったから自然と変わるというのではなく、目標・課題に対して何をどうすべきかという情報を共有して塾でもご家庭でも同じことを言われるということで子供にとってスタンダードを示すことができます。例外を1つ作ると、さらに例外がという悪循環に陥ります。

ルール・日々やるべきことについては、身近なもので無理のないものにすることが大切です。本人の行動について、ちょっと意識したり、まわりの声かけで実行できるものにするとよいです。例えば、この3週間やってみて、朝のうちに漢字・計算をやらないと学校からの帰宅後の勉強がしんどいなと思えば、漢字・計算をする時間を朝7:00~7:15でやるといった感じで決めるとよいです。

特に5年生の皆さんは、学校でも進級して真の5年生になってまだ3週間ですから、来週からのGWでルールを決めて、GW明けに再スタートを切りましょう。



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最終更新日: 4/21/18, 5:55 AM
19Apr 2018
励まされることが大事
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
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慶應の算数、特別授業のお知らせ
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個別コーチの練習方法が、近年成功を収めています。ライザップはダイエットに始まり、ゴルフや英語にまで出てきていますが、基本的な考え方は全部同じ。つまりうまくなる方法ははっきりしているわけですが、その努力が続かないから結果が出ない。

結果を出すためには、継続して努力が続くか、ということなのです。ダイエットについていえば、毎食の管理をしながら、上手くいっていないときはやはり元の目標を考えて、励ます。またうまくいっているときは当然、褒める。個人コーチの練習法は一人に一人のコーチをつける分、コストは係っているわけですが、結果は出やすいでしょう。

フリーダムで言えば、WEB学習を一人で勉強している子どもたちがいます。自立学習ができているからできるわけですが、システムが結果を明確に表示するので、その分励まされることが多いでしょう。しかし、お父さん、お母さんが褒めてくださるのも大きな要因のひとつです。

センター北の教室にやってきてWEB学習に取り組んでいる子どもたちがいます。講師が横についている分、励まされることが多くなる。

これをオンラインでやるのがスタディールームオンラインで、今度はカメラの前で講師が見ているから、やはり励まされることが多くなる。

教えてもらうのも大事なのですが、実際には勉強の内容や結果を褒めてもらうこと、励ましてもらうことが子どもたちの成長を促しているところがあるのです。

なので、常に励ましてほしいし、褒めてあげてほしい。子どもたちの気持ちが明るくなれば、態度は積極的になるわけで、それが成長の大事なヒントです。

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最終更新日: 4/20/18, 5:55 AM
18Apr 2018
教科のばらつきをおさえる工夫
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
6年生のこの時期、これまで算数を中心にがんばってきた子どもたちが多いとは思うのですが、しかし、教科によっていろいろなばらつきが出始めているだろうと思います。

算数は良いが、国語は壊滅的、とか。

理科計算が全然できていない、とか。

算数の速さがよくわかっていない、とか。

まあ、教科のばらつきはどうしても出てしまうので、6年生になったらそろそろその凸凹を直していかないといけない。

しかし、毎週のカリキュラムに追われるとその時間が不足します。だからその勉強をする時間を組み込まないといけないのです。

具体的に何をやるのか、しっかり決めて行動に移してください。自分で何か問題集に取り組んでもいいかもしれないし、個別指導を頼んでも良いかもしれない。まずこの段階で一段、受験勉強に対してギアを上げていくべきです。

過去問もそうですが、実際の志望校の入試に向けて「どういう状態になっていないけないか」をしっかり考えてばらつきに対する対処を始めてください。



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最終更新日: 4/19/18, 5:55 AM