28Nov 2017
これまで中学受験準備は集団授業が中心で、個別指導というのはそのフォローという色彩が強いものでした。
まずは集団授業で勉強して、家で復習する。それでもよくわからない場合は、個別指導でフォローをする、という流れ。だから個別指導だけで中学受験をするというのは今まであまりなかったように思うのです。
しかし、ここで問題になるのが「家で復習する」という作業。当然、自分で勉強しなければならないわけですが、家庭学習の習慣がついていないと、ここがなかなか厳しくなる。
宿題も課せられているのだろうが、しかし、やっていない。やらなければ注意を受けることになるのだけれど、だからといってやらない。お父さん、お母さんも仕事で忙しいから、一緒に勉強するという時間がなかなかとれない。本人任せになると、どうしても本人は自分のやりたい方に動いてしまうので、それで家庭内でバトルが勃発してしまうことになるわけです。
これを解決するためには、やはり横で誰かが見ていないといけない、のです。
だとすれば、ここで発想を変えないといけない。集団授業、家庭学習という流れよりは、すべて個別指導、という流れの方がわかりやすい。とにかく塾に来る。そしてすべて必要な勉強は塾でやる。家に帰ればもう、特に勉強しなくても良い、という風にすれば、少なくとも勉強の習慣はつく。
毎日塾に行くのも、集団授業だと事情は変わらない。なぜなら、自分なりに進められないからです。よくわからないからといって集団授業を止めるわけにはいかない。しかし、個別指導なら自分で勉強するという感覚がつきやすくなる。
やがて自分で勉強ができるようになれば、最後の追い込みは当然、家でも勉強すればいいのです。ただ、それまでの間、できないことを何とかやらせようとして、子どもも親もしんどい思いをするのだとすれば、これは子どもの成長にあまりプラスにはならない。
というようなことを踏まえて、今回スタディールームのシステムを考えました。
現状集団授業であまりうまくいっていない、と感じられるなら、ぜひご検討ください。
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最終更新日: 11/29/17, 5:55 AM
27Nov 2017
出願で欠かせないのが、写真です。どの学校でも、入試の際に本人照合が行われるためですが、この写真は、ぜひ写真館で撮ってください。
というのは、学校によってサイズがバラバラなので、焼き増しできるようにしておいた方がよいからです。それに合格すれば、合格手続きでも必要になりますから、ぜひ写真館で撮っておきましょう。
カラーか、白黒か。特に指定がなければカラーでよいのではないかと思います。
写真の服装ですが、特におしゃれをする必要もありませんが、この写真は入試の際の本人照合に使われるものです。ですから、入試のときと同じ服装をしていればいいでしょう。あまりにおしゃれをしすぎて、当日、本人ではないのでは、と疑われることのないように気をつけてください。
次に調査書です。
最近は小学校に調査書を求める学校が少なくなりました。小学校の通知表のコピーで足りるところが増えていますが、この書類、最低限確認しなければいけないのは、在籍小学校が本当であるか?ということなのです。間違いなく小学校6年生であるか、ということを確認する必要がありますから、これらの書類を提出しています。調査書でも通知表のコピーでもどちらでもという場合は、通知表のコピーでまったくかまいません。
志望理由
親としては緊張する場面ですが、ほとんどの学校で志望理由で合否が左右されるわけではありません。ただていねいに、きちんと書いておく必要は当然あるので、下書きをしておくといいでしょう。ただ、言葉を飾るよりも、どうして、その学校に行かせたいと親が思ったのかを、簡単に書けばいいのではないでしょうか。
試験実施要綱をよく読む
願書の書き方や試験実施要綱を良く読んでください。大事な情報が含まれています。例えばインターネット発表後、入学手続きの書類はいつまでに手にいれなければならないのか。1月校で延納手続きが可能な場合、それはいつまでにやらなければいけないのか、など基本的に必要な情報は試験実施要綱に書かれています。ですから、しっかり読んでスケジュールに組み込み、失敗のないように気をつけてください。
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最終更新日: 11/28/17, 5:55 AM
26Nov 2017
小学生が自分の現状を分析して、どういう勉強をするか自分で組み立てる、というのはなかなか難しいでしょう。
しかし、本当はそういう意識を持っていた方が良いに決まっています。ただ、これをやりなさい、あれをやりなさい、と言われているうちは、ただ終わればいいんだろう、という感覚になりやすい。
そうなると、自分ができるようになりたい、という意識からは遠ざかってしまう。目的が伴わない勉強は、あまり効果がない。
やはり受験校に向けて力をつけてやろう、というような目的意識があってやる勉強は短い時間であっても、子どもたちの力を伸ばすのです。だから、自分で勉強を組み立てて、自分で勉強する習慣にしてしまえばいい。
それをスタディールームでやろうと思います。ただ、これをやればいい、と指示するのではなく、具体的に何ができるようになるために、この練習をするのかを明確にする。
目的と練習のプロセスを説明する。そしてその目的を意識して勉強してもらう。これをやると、大分意識が変わってきて、やらされる勉強から自分でやる勉強に変わってくる。
やらせようとするから、やらないところはあるわけで、自分で勉強する動機を先に作っていこうと思っています。
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