06Apr 2022
中学受験はすべてが各校の独自入試です。
各校が独自に問題を作るので、それぞれの学校の取りたい人材像をもとに問題が考えられています。したがってどうしてもそれぞれの学校に出題傾向が出てきますし、それが大きく変わることはあまりない。
例えばある学校は以前は、面接をやっていたのですが、まあ、みんな同じようなことを言うのでそう変わるわけではない。だったら、人の心情がわかる子を採りたい、というので、国語の出題はすべて物語文にし、かつ問題はすべて記述式にしました。
だから文法などは出ないし、説明文も出ない。ただ、登場人物の心情がわかるか、というのはなかなかの課題であるので、やはりしっかり練習を積んでいかなければいけないところがあるのです。
その学校別対策として有効なのは、過去問です。これは各校の先生に話を伺っても、対策の一番手に出てきます。ただ、過去問は力試しにとっておく塾がありますが、これは間違い。いったいどんな問題が出るのか、どういうレベルなのか、どういう視点で採点されるのか、そういうことを過去問を通じて早くから研究しないと間に合いません。
フリーダムの場合は過去問をやりながら、学校別バインダーで演習を重ね、不得意な分野をカバーしていきます。そして昨年から始まったのが学校別対策ゼミ。
これは慶應普通部、慶應中等部、慶應湘南藤沢中等部、洗足学園、中大付属横浜、サレジオ学院の6校が用意されていますが、算数と理科の入試予想問題がセットされています。これは過去問ではなく、出題傾向に合わせて作られた予想問題集で、それぞれの学校別傾向に合わせていますから、最後の練習にピッタリです。
今季からWEBワークス会員のみなさまは無料で学校別ゼミを使えるようになりました。従来通り、学校別ゼミだけを利用することもできます。
中学受験に必要なすべてをワンストップで集めたWEBワークス。
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最終更新日: 4/5/22, 8:20 AM
02Apr 2022
WEBワークスにはいろいろな機能が用意されています。
その中で、過去問の練習と共に子どもたちの力を強化するのが学校別バインダーです。
学校別バインダーとは過去のいろいろな入試問題が、分野別、難度別に用意されています。過去問をやってみて、「割合がもう少しだなあ」とか「電気がよくわかっていないか」ということがあるでしょう。そんなとき、学校別バインダーを使って練習します。
分野と難度を指定すると、システムが自動的に問題を抽出します。しかも志望校の目標が蜘蛛の巣グラフで表示されていますので、どこまで到達しなければいけないかは一目瞭然。
後半は過去問と学校別バインダーと一問一答しかしなかった、という受験生もいますが、それでも十分に力がつきます。特に6年生の学校別個別ワークスでは、先生が過去問と学校別バインダーを駆使しながら、指導していきます。結果を入力していきますので、間違えた問題はドジ問題として記録されますから、いつでもやり直すこともできます。
データが蓄積していくと、クモの巣グラフが目標にどんどん近づいていきますから、できるようになった手ごたえがすぐわかります。
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最終更新日: 4/1/22, 8:47 AM
29Mar 2022
フリーダムオンラインの3つ目の自由が「ペースの自由」です。
中学受験に必要な学習の範囲というのは、どの塾でも概ね決まっています。問題はそれをどのようなペースでどのようにやっていくか、ということなのですが、近年は3年生の3学期からスタートする塾が増えました。
しかし、以前は4年生の3学期から2年間で学習する塾が多かったのです。これはやはり少子化で、塾が囲い込みを始めたことに影響しています。今はそれが過熱化して、早く行かないと塾に入れないかもしれない、という流れになってきてしまっていますが、3年になるきっかけは中学受験生が減ったので、何とか生徒数を確保するために早くから塾に来るように仕向けたからです。
で、子どもたちがある程度大きくなってしまえば、いつから始めても問題はないでしょうが、中学受験は小学生の受験ですから、まだ十分に体力がついていないとか、学習能力がちゃんと身についていないとか、まあ、いろいろ個人差がある。
なので、本来はその子の成長に合わせていろいろなことができるようにするのが一番効率が良いのです。
一般に早く始めてしまえば、まだ受験勉強に対して動機づけがしっかりしていない段階なので、つらければ勉強しなくなるし、自信もつきません。そこへきて厳しい組み分けがやってくれば、やはり勉強がつらくなる。
これをどう解決するか、ということで考えられたのが「ペースの自由」なのです。
フリーダムはいつ始めてもすべてのカリキュラムや教材がすべて使えるようになっています。つまり早く進める子は早く進めばよいし、時間がかかる子はゆっくり進めばよい。月例テストも締め切りが決まっていません。絶対評価ですから、人と比べるのではなく、そのカリキュラムが十分わかったと思われるところで受ければよいということになっているのです。
ほぼ9か月ぐらい月例テストを引き延ばした猛者もいましたが、6年生になってから一気に取り返して合格していきました。子どもたちはそれぞれの成長のペースがあり、それに合わせて勉強する内容を決めていけば、しっかり力を伸ばしてくれるのです。
担任が勉強のペースを見守っていますので、適宜勉強方法のアドバイスを受けながら進むことができます。大手の塾は相対比較をするからスケジュールは一定でなければいけないわけですが、絶対評価にしてしまえば時期をそろえる必要はありません。
むしろ大事なのはすべてのカリキュラムを履修し終わって、そこからどのくらいの力が出せるか、です。それが6年生の2学期ですから、それまにしっかり力を養えばよいので、子どもたちの体躯や知力の成長に合わせて伸ばしていくことが最も効率が良くなるのです。
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最終更新日: 3/28/22, 9:23 AM