13Feb 2022
フリーダムでは、なるべく子どもたちの習い事を続けてもらう工夫をしています。
なので、スポーツや習い事を続けたい子どもたちが多く在籍していることもあって、いろいろな「世界」の話を聞かせてもらっています。
スポーツで言えば例えば野球やラグビー、水泳にテニス。野球で甲子園に出たいと思っている子どもたちはどういうキャリアを積んでいくのか。
例えば今年楽天に帰ってくると田中投手とジャイアンツの坂本選手は少年時代バッテリーを組んでいて、そこから野球の強い高校へと進み、最後プロの選手になっていくわけですが、もちろん全員がそうなるわけではない。しかし、まあ、野球には野球の進み方がある。
スポーツだけではなく、例えば藤井聡太さんでここのところ注目を浴びている将棋。
これもやはり多くの小学生がやっているわけですが、ここは中学受験どころの騒ぎではない。もっと過酷です。しかし、それに取り組んでいる子どもたちがいるわけで、ただ、先先将棋ではうまくいかない場合にも備えて受験準備もしている子どもたちがいるわけです。
かと思うと、劇団というのもあって、そこからまた違う世界に飛び出したい、という子どもたちもいる。で、みんなそういう未来を目指して自分の可能性を広げている一方で、先に備えて中学受験の準備もしている。芦田愛菜さんの例を借りるまでもなく、いろいろな世界と受験の両立をめざす子どもたちがいるのです。
で、そういうのを両方伸ばせる方が、やはりいい。
子どもたちの可能性は、いろいろなところで発揮されるので、今年もいろいろ工夫をしながら子どもたちと両立を目指していきたいと思います。
最終更新日: 2/10/22, 6:08 PM
11Feb 2022
これまでは受験直前に帰国するという手もありました。
例えば、1月中旬に帰国。半月間ホテル暮らしをしながら、試験を受けて、結果を見てまた一旦家族のもとに帰ることもできたのですが、しかし、コロナ禍で大きく帰国の時期は変わってきました。
海外の学校は夏前に学年が終わることがほとんどなので、夏休みに帰国する手があるのです。
しかし、半年間どうするか。
基本的に卒業できていれば大きな問題はないわけですが、それでも半年は結構長い。また海外の学校を続けるという可能性を考えるのであれば、ただ学校に行かないというわけにもいかない。
現在も帰国後の隔離が続いていますが、昨年もそうだったので10月ごろに帰国した子どもたちもいました。
また1年早く帰国して、日本の小学校に在籍した子もいました。
さて、今年はどうするか。
ご家庭の事情、学校の問題などを考慮しながら、いろいろ相談して決めていきたいと思います。
最終更新日: 2/10/22, 9:01 AM
09Feb 2022
新5年生の授業が始まりました。
これから2年間で志望校合格に向けて勉強するわけですが、それでもやはり長いなと思います。
大学受験だと多くの受験生はせいぜい1年半ぐらいが準備期間ではないでしょうか。高校2年の秋ぐらいからそろそろやろうか、みたいな感じ。
2年の受験準備というと、高校2年に入るともう受験勉強ということになるわけで、高校生にそんなことを言うときっと、「まだ早いよ」というでしょう。
小学生だから確かにそんなに無理なことはできないが、だからといってあまりに長すぎても飽きてしまうところはあるのです。
それに早く始めても、子どもの成長が追い付いていない場合がある。
本来学齢に合った勉強の与え方があるわけですが、今のペースは一昔前の飛び級のような状態です。
飛び級というのは学年を超えて先の勉強をすることで、これは子どもがそれなりに成長していないと、いろいろな歪を生みます。
実際に現在のやり方はいくつかの問題をはらんでいるのですが、特に最後のところにきて子どもがやる気を失っているケースがある。
これまで、できない、できないと散々言われてきたことで自信もやる気もなくなってしまっている。
最後に「僕がやりたいといったわけではない」みたいな感じになってくるので、無理がたたると子どもの成長にもプラスにならなくなります。
みんながやっているから、ということでスタートするご家庭が多いですが、本当に大丈夫か、確信を持てないままスタートしていることが多いでしょう。
なので、うまくいかないと感じたら、やり方を考えてみる必要があります。
何とか追いつこうと思って、どんどん底なし沼にはまってしまうことが良くありますから、気を付けてください。
最終更新日: 2/8/22, 7:50 PM