28Apr 2017
我が子のことになると、親はやはり心配が先に立ちます。だから、なるべく失敗させないように、と立ち回る。
学校の支度につい口を出したり、朝はちゃんと起こしてあげたり。しかし、してあげれば当然、自分でしなくなります。
我が家の長男は、朝、自分で起きることができませんでした。
目覚ましをいくつか、かけても全部自分で消して寝てしまう。それで家内が起こしていたのですが、家内に起こすのを止めさせました。
「そんな!遅刻したらどうするんですか!」
「遅刻するなら、すればいい。学校の先生に怒られればいいんだ。そうでもしないと自分で起きないんじゃないの?」
ということで、家内は渋々受け入れました。
数日後、見事に寝坊。
「なんで起こしてくれなかったんだ!」とタンカを切って息子は学校に飛び出していきました。
帰ってきて家内は事情を話したようで、そうなると、これは自分で起きなくてはまずい、ということになった。
もちろん、何回か失敗があり、あわてて学校に飛び出していきましたが、やがて自分で起きられるようになりました。
まだ小さいから、というので、つい親は手を貸しがちになるものですが、失敗をするから成長するものなので、手を貸すのを我慢するのも大切なことなのです。
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27Apr 2017
授業中、ある先生が「君たち、もうあと9ヶ月しかないんだよ」と叱っていました。
まあ、子どもたちはまだまだピンときていないでしょう。確かにあと9ヶ月後に入試はやってくるわけではあるものの、まだ先じゃん、みたいな感覚があるでしょう。
最近の子どもたちを見ていて、つくづく「幼いなあ」と思うことが多くなりました。
受験に関して幼い子の弱点は「やらなければいけないことができない」ことでしょう。
式を書かないといけない、自分で考えないといけない、特に考えもせずに答えを口にしない、と指示されたことができない。
頭では当然やらないといけないことはわかっています。しかし、実際にはできない。
もう半年以上言われ続けていることができないわけだから、じゃあ、9ヶ月後にできるようになるか???
一方で、幼い子の長所もあります。それは「プレッシャーをあまり感じないこと」。
まあ、ピンとこないのは、幼いから、というところもあるわけですが、しかし、子どもたちは同じ所にはいないので、きっと9ヶ月後には違う姿を見せてくれるでしょう。
ただ、手をこまねいて見ていても仕方がないので、多少なりとも自分でやらせなければいけないことは、やらせるべきです。
え?まだ自分で起きてないの?
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26Apr 2017
受験勉強をやるからには、これだけやればまあ、大丈夫だろうというような学習量があるように錯覚してしまいがちです。
ところがそんなものは実は存在しない。
例えばある子が算数の問題を1000題解いた、としましょうか。
それでもその子は合格しない場合もあるでしょう。一方で500題も解かないのに、なぜかもうできるようになっている子がいたりするのです。
ポイントは、その子の能力開発に十分な学習量であればいいという点です。一生懸命やっても終わらないという量は、十分な学習量ではなく、むしろ弊害の多い量といえるでしょう。
終わらせることにポイントがいけば、ひとつひとつの理解は十分でないので、当然結果は出ません。
一生懸命やって、よくわかると子どもが自信を持てる量
というのを考えていく必要があります。
それをどう決めていくか、によって無駄な時間がなくなるわけですが、案外無駄なことをやっている時間が長かったりするものです。
勉強はあくまで中身で勝負すべきであって、時間が長ければ良いとか、問題数が多いから良い、というわけではないのです。
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最終更新日: 4/27/17, 5:55 AM