20Apr 2017
受験校か、付属校かが決まれば、次に共学か、男子校、女子校かを選ぶ必要があります。男の子は比較的かまわないことの方が多いですが、女の子はどうしてもこだわる可能性が高いので、本人の話をよく聞いてあげることでしょう。
その方向が決まれば、自宅からほぼ1時間以内でいける学校をリストアップします。これが第一次候補。その中で、第一志望を選んでいくわけですが、次に考えないといけないのがスクールカラーになります。
スクールカラーは大きく分けて
(1)放任型
(2)管理型
になります。放任型は、子どもの自主性を尊重するため、学校での大学受験指導にはそれほど熱心ではない。むしろ、子どものやりたい勉強をしっかり見つけさせていくために、いろいろな場を提供してくれますが、やらせっぱなしということが多い。宿題も多くはない分、子どもの意識がないと勉強が進みません。
管理型はその逆で、成績管理をしっかりし、宿題も多い。大学受験の指導も熱心ですが、ついていけないとなると放り出される学校も少なくないので、管理型で親が安心できるかどうかといえば、気をつけておかないといけない部分があるでしょう。
子どもがどちらの学校のスクールカラーに合うかどうかを考えると、さらに候補が絞り込まれてきます。後は、その学校の説明会やホームページ、あるいは文化祭などを通じて第一志望を絞り込んでいくという過程になるでしょう。
ただ、説明会は秋以降に多いので、それまでにある程度絞り込んでおく必要があろうかと思います。
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5月13日 中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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19Apr 2017
理科の出題範囲は、物理、化学、生物、地学の4範囲。
中高の先生は4つの分野に分かれているので、その先生が1問ずつ問題を出す、という学校もあります。そういう学校は見ていて、非常にすっきりしています。
で、その学校の物理の範囲を見ていると、3つのテーマに絞られる。それが
力のつりあい
電気
光と音
です。
力のつりあいは今学習している塾も多いと思いますが、てこ、浮力、滑車・輪軸、ばね、ふりこ、物体の運動などがあり、それなりに難しい部分がありますが、ある程度コツをつかめてくると得点力になりやすい分野なのです。
電気についても、
豆電球の明るさ、電気と磁力、電熱線の発熱という3つの分野に分かれますが、基本的には抵抗と電流の考え方がわかればいい。
つまりは出るものはある程度決まっているということなのです。
ですから、早めに集中して勉強することがこれらのテーマを得点源にするコツです。
今はとにかく、徹底的に力のつりあいや電気に集中して勉強を進めてください。
ここができるようになってしまえば、算数と同じで適宜、繰り返し練習するだけでその力を維持することができます。後半は生物や地学など、覚えることが多くなるので、今のうちにしっかりマスターしてください。
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5月13日 中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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18Apr 2017
子どもたちのモチベーションを強くするためにはやはり第一志望を決めるというのは効果があります。
子どもがその学校に行きたいと強く思えば、やはり勉強に対する意欲もわいてくるでしょう。しかし、その志望校をどうやって決めるのか?という問題になると、なかなか難しい問題になってきます。
例えばお父さん、お母さんが自分の卒業した学校に入れたいと思う場合、これはイメージがわくでしょう。どういう学校であるかも良くご存知ですから、子どもにそういうことをアピールすることも容易かもしれません。しかし、実際にどんな学校なのか、よくわからないケースもあるでしょう。これまで、ずいぶん学校の選び方についてお話してきましたが、大学受験の情勢がまた少し変わりつつあることも考えてお話したいと思います。
まず、大学受験校を選ぶか、それとも付属校を選ぶかという問題です。
早稲田や慶應に関して言えば、大学受験でこれらの大学に入るより、内部から進学した方が楽であることは明らかです。慶應はほぼ全員が大学に進学できますし、早稲田の割合も上がってきました。他の大学付属校でも比較的内部からの進学の方が簡単でしょう。ただ、付属校は行く大学が最初から決まるので、その大学にいかせることが親としてよいか?ということになりますね。
では、受験校は?ということになるのですが、例えば中堅の私立男子受験校を考えてみましょう。
この学校は1学年約200名、東大が3名、早稲田慶應が70名前後の合格ということになっています。早稲田慶應の70名は合格者ということですから、まあ一人2学部か3学部合格すると考えると、20名~30名が早慶に合格するレベルだったということになるでしょう。この学校の2月1日の合格偏差値がだいたい58~60です。
大学受験はやはり全国レベルですから、なかなか大変ですね。結果として早稲田慶應ならば、付属校は悪くない選択肢でしょう。でも、いろいろな可能性を考えると、大変ではありますが、やはり受験校が良いということになると思います。
このどちらかを選ぶということが、まず志望校を考える上での大きな分かれ道です。
女の子の場合は、早稲田慶應がなかなか大変ですが、やはり受験校を選ぶのか、付属校を選ぶのかを考えておく必要があるでしょう。ただし、ここに推薦枠というのがあって、受験校であっても付属のような大学の進み方ができる学校もあります。香蘭も立教大学の推薦枠が増えてここのところ人気が出てきています。この情報は、しっかり集めておいた方が良いでしょう。
これが決まることによって、学校はかなり絞られることになります。
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