21Apr 2017
6年生なのに、別にすごくがんばる、というわけでもない。
「ウチの子、受験生意識がないのよねえ」と思っていませんか?
いや、なかなか難しい問題だとは思うのです。何せ、受験経験というものがまずないでしょう。あるとすれば小学校受験かもしれませんが、それはもう遠い昔の話。本人がそれを覚えているかすら、わからない。なにせ、いろいろなところに連れ回された、という記憶しかないでしょうから。
だから、受験生とは何か?というイメージが湧かないのが当たり前なのです。不合格のイメージというのもあまり明確ではない。
例えばお兄ちゃん、お姉ちゃんが受験して、残念な結果であって、その後の我が家の暗い雰囲気を感じて
「ああ、なってはいけないんだ」
と思う子はいるかもしれませんが、しかし、こういう子は逆にあまりに悪いイメージを持ちすぎているところもあって、妙なプレッシャーがかかる可能性もあるのです。
実際に子どもたちが受験生としての意識を持ち始めるのは、実は小学校での会話から。
「~君も受けるんだって」とか「~さんはA中学受験みたいよ」みたいな話が聞こえてくると「落ちるとまずいじゃん?」みたいな気持ちになる場合があるようです。
ただ、それは大分先の話なので、子どもたちが受験生らしくないのは、別に大きな問題ではありません。
まあ、みんなそれなりに塾に行って勉強はしているわけだから、これから少しずつ本番になっていくわけであって、今からしゃかりきなっている必要はあまりないと思っていただいて良いのではないでしょうか。
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20Apr 2017
受験校か、付属校かが決まれば、次に共学か、男子校、女子校かを選ぶ必要があります。男の子は比較的かまわないことの方が多いですが、女の子はどうしてもこだわる可能性が高いので、本人の話をよく聞いてあげることでしょう。
その方向が決まれば、自宅からほぼ1時間以内でいける学校をリストアップします。これが第一次候補。その中で、第一志望を選んでいくわけですが、次に考えないといけないのがスクールカラーになります。
スクールカラーは大きく分けて
(1)放任型
(2)管理型
になります。放任型は、子どもの自主性を尊重するため、学校での大学受験指導にはそれほど熱心ではない。むしろ、子どものやりたい勉強をしっかり見つけさせていくために、いろいろな場を提供してくれますが、やらせっぱなしということが多い。宿題も多くはない分、子どもの意識がないと勉強が進みません。
管理型はその逆で、成績管理をしっかりし、宿題も多い。大学受験の指導も熱心ですが、ついていけないとなると放り出される学校も少なくないので、管理型で親が安心できるかどうかといえば、気をつけておかないといけない部分があるでしょう。
子どもがどちらの学校のスクールカラーに合うかどうかを考えると、さらに候補が絞り込まれてきます。後は、その学校の説明会やホームページ、あるいは文化祭などを通じて第一志望を絞り込んでいくという過程になるでしょう。
ただ、説明会は秋以降に多いので、それまでにある程度絞り込んでおく必要があろうかと思います。
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最終更新日: 4/21/17, 5:55 AM
19Apr 2017
理科の出題範囲は、物理、化学、生物、地学の4範囲。
中高の先生は4つの分野に分かれているので、その先生が1問ずつ問題を出す、という学校もあります。そういう学校は見ていて、非常にすっきりしています。
で、その学校の物理の範囲を見ていると、3つのテーマに絞られる。それが
力のつりあい
電気
光と音
です。
力のつりあいは今学習している塾も多いと思いますが、てこ、浮力、滑車・輪軸、ばね、ふりこ、物体の運動などがあり、それなりに難しい部分がありますが、ある程度コツをつかめてくると得点力になりやすい分野なのです。
電気についても、
豆電球の明るさ、電気と磁力、電熱線の発熱という3つの分野に分かれますが、基本的には抵抗と電流の考え方がわかればいい。
つまりは出るものはある程度決まっているということなのです。
ですから、早めに集中して勉強することがこれらのテーマを得点源にするコツです。
今はとにかく、徹底的に力のつりあいや電気に集中して勉強を進めてください。
ここができるようになってしまえば、算数と同じで適宜、繰り返し練習するだけでその力を維持することができます。後半は生物や地学など、覚えることが多くなるので、今のうちにしっかりマスターしてください。
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