14Feb 2017
計算ドリルの問題、1ページに10題とか15題とかあると、もうそれだけで「いやだなあ」という感覚を持つだろうと思います。
分数、小数の混合計算は特にそう。
で、これを練習すると最初の方はまだ正解率が高いが、後半になってくるともうメタメタ、ということになりやすい。これは面倒だ、という気持ちが先に立っているからです。
だから計算練習は量をやろそうとしてはいけない。
元々入試問題でも計算は2題程度しか出題されない。
その2題を正確に解くことが必要でしょう。だから毎日2題、か3題やればいい。
その代わり、絶対に間違えてはいけない、という条件をつけます。
間違えてはいけないのだから、何回か見直し、本人は「絶対に合っている」というところで答え合わせをする。
何問連続でできるか、記録してみると、それも励みになっていくでしょう。
たくさんやるよりも正確にやることを心がけてください。
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最終更新日: 2/15/17, 5:55 AM
13Feb 2017
記述の問題をやり終えた後、解答の清書をしてもらうことがあります。
文字通り、模範解答を写すだけの作業なのですが、これが案外大事な勉強です。
解答を読む、ということでは本当の理解になっていないことが多い。実はそれを写す、しかもきれいに書く、ということで内容がわかる。
実際にやってみるとおわかりになるだろうと思うのですが、ものを写すという作業は、一字ずつは写さない。
ある部分を一度頭の中に読み取って、覚えて、それを書く。瞬間的な記憶ではあるものの、覚えないと作業が進みません。
したがって覚える。
覚えるということは、ただやみくもに覚えるのは難しい。何等か自分のヒントとなることを考えながら、覚える。これは無意識にそうなります。
その結果として、文意を深くくみ取ることになるのです。理解が進む。
昔の人は良くこれをやっていました。
土台、本を印刷するという技術がない。したがって写本といって、だれかが持っている本を写させてもらう。
その結果として、ただ読むだけではない、理解を深める読み方ができてくるのです。
同じことが素読ということでも起こります。
素読というのは、文字通りただ声を出して読むだけ。小さいときから四書五経などをただ読む。ただその読むリズムが自分の記憶に残る。最初は意味などわからない。
ただ、あるときそのリズムから、なるほど、こういうことか、ということがわかるようになります。
いろいろ勉強することはあるので、時間がなかなかとれない部分はあるものの、国語の記述の解答の清書は非常に役に立ちます。記号式は清書しても意味がないが、記述問題はこうすることで自分でも答えの文章の形を覚えることができます。
ぜひおすすめしたい勉強法です。
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2月14日の問題
最終更新日: 2/14/17, 5:55 AM
12Feb 2017
受験勉強ということになると、どうも禁欲的な部分を求めることが多くなるものです。
テレビを見てはいけない、ゲームをしてはいけない、遊びに行ってはいけない。
まあ、確かに勉強する時間を確保するためには、何かの時間を削らないといけないことは事実でしょう。
だからといって小学生は睡眠時間を削れるほど体力があるわけではないので、やはり自ずと削られる対象は絞られてきます。
しかし、0にするのはやはり問題がある。
多少なりともゲームだってしたいだろう、テレビだって見たい。だから、そういうものはすべてコントロールするしかないのです。
確かにゲームはコントロールしにくい。例えば30分、と決めてもそれで終わらないことはあるかもしれません。
そこはそれぞれの判断で、例えばゲームを0にする代り、友だちと遊びに行く、というのはありとか、テニスの練習にいくのはありとか・・・。
最後、受験勉強一色になるのは試験前3ヶ月ぐらいで十分です。
それより長くなると、やはり子どもたちの心のバランスがとれなくなる可能性があります。
まだそんなにタフではないので、うまく息抜きを入れてください。
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最終更新日: 2/13/17, 5:55 AM