09Feb 2017
知らない言葉はどんどん教える
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
国語の読解の練習をするとき、文章を読む間はできればとなりに誰かいてほしいと思います。

そして、子どもたちの知らない言葉はどんどん教えてしまう。

文章の意味がわからなければ、当然、問題はまともに解けるわけがない。少なくともある程度正しい理解をしていないと、とんでもない答えになってしまう場合があるでしょう。

だから少なくとも語彙はどんどん教えてしまった方が良いのです。

これについて、辞書を引かせた方が良い、と思われるかもしれませんが、それだと子どもはあまりひかない。

それが母国語の怖さ、です。

これが外国語なら辞書を調べるかもしれませんが、ある程度意味がとれているので面倒なことは避けてしまう。

結果として、やはりよく分かっていない、という状態になるのです。

実際に意味がわかれば、あとは本人が問題を解けばいいので、文章を読むときだけはいてあげてください。


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最終更新日: 2/10/17, 5:55 AM
08Feb 2017
習いごとをやめない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
塾が始まると、どうしても習い事をやめなければいけない、という制約が出てきます。

実際に週2日とか3日とか塾に通うようになれば、サッカーの練習にはいけないし、日曜日の試合もままならない。じゃ、ここでやめようか、という話は多いだろうと思います。

しかし、全部は無理でも何とか続けられるものは続けた方が良い、と私は思います。

今の子どもたちは遊ぶ環境が制限されています。公園でもバットは振れないし、サッカーボールはけってはいけない、みたいなことが多いので、やりたい遊びもままならない。

それで塾や勉強ばかりでは、子どものストレスは大きくなるばかりです。

いろいろな工夫は必要ではないかと思うのです。スポーツや習い事は子どもの成長には非常に役立ちます。体の健康にもつながるし、音楽や絵は情操教育としても良いでしょう。

塾が始まると同時に、違うことを始めても良いかもしれない。

単にやめてしまう、というのはできるならば避けたいところだと思うのです。

例えば剣道、卓球。スイミング。こういった個人競技ならば自分のペースでできる部分はあるのではないでしょうか?

いずれにしても工夫できるところは、ぜひしてみてください。すべてをやめる必要はありません。

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最終更新日: 2/9/17, 5:55 AM
07Feb 2017
まずは楽しく
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
知らないことを知ったり、難しい問題を解き上げたりすること自体は、本当は楽しいことです。

国語にしても、いろいろな文章を読んで知らなかったことを知ったり、人の意見を聞いたり、想像の世界に入ったり、ということもやはり楽しい。

しかし、受験勉強はどうもそれほど楽しくはない。どちらかといえば苦しいイメージを持つことが多いでしょう。確かに最後の方はプレッシャーがあったりするから、しんどい部分もありますが、今のところは楽しく勉強してもらいたいと思うのです。

すでに塾に通い始めて1年経っている子どもたちは、もうそんな余裕はないかもしれません。

でもまだそんなに押し迫っているわけではないので、本当は楽しく勉強してもらいたい。もっと解きたい、とかもっと読みたいと思ってもらうレベルが一番充実している。

まだやるの?では当然、苦しさだけが先に立ってしまう。

この辺のコントロールは5年生ではとても大事な部分ですから、まずは毎週の勉強量を絞り込んでみてください。


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最終更新日: 2/8/17, 5:55 AM