15Feb 2017
夏休みに林間学校とか、修学旅行がある学校は少なくありません。しかし、このとき、ちょうど塾の夏期講習とぶつかったりする。
どちらをとるか、ということで相談されたことが過去何度もありましたが、答えは変わりません。「学校の行事に参加してください。」
小学校の修学旅行はその子にとっては、ただの一回きりの話です。夏期講習は、勉強です。勉強だから、やり方はいくらでもある。例えばその講習のテキストだけもらって、あとで先生に質問してもいいし、個別指導を頼んでもいいかもしれない。つまりカバーの方法はいくらでもあります。
しかし学校行事は、替えが利かないのです。遠足や林間、臨海学校は子どもたちの成長に大きなプラスをもたらすことであって、単なる旅行とは違うのです。だからなるべく参加した方が良い。
こういうことは原理原則をしっかり決めておけば迷いません。学校を優先する、と決めればいいだけの話。そこはしっかり最初に決めておきましょう。
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14Feb 2017
計算ドリルの問題、1ページに10題とか15題とかあると、もうそれだけで「いやだなあ」という感覚を持つだろうと思います。
分数、小数の混合計算は特にそう。
で、これを練習すると最初の方はまだ正解率が高いが、後半になってくるともうメタメタ、ということになりやすい。これは面倒だ、という気持ちが先に立っているからです。
だから計算練習は量をやろそうとしてはいけない。
元々入試問題でも計算は2題程度しか出題されない。
その2題を正確に解くことが必要でしょう。だから毎日2題、か3題やればいい。
その代わり、絶対に間違えてはいけない、という条件をつけます。
間違えてはいけないのだから、何回か見直し、本人は「絶対に合っている」というところで答え合わせをする。
何問連続でできるか、記録してみると、それも励みになっていくでしょう。
たくさんやるよりも正確にやることを心がけてください。
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13Feb 2017
記述の問題をやり終えた後、解答の清書をしてもらうことがあります。
文字通り、模範解答を写すだけの作業なのですが、これが案外大事な勉強です。
解答を読む、ということでは本当の理解になっていないことが多い。実はそれを写す、しかもきれいに書く、ということで内容がわかる。
実際にやってみるとおわかりになるだろうと思うのですが、ものを写すという作業は、一字ずつは写さない。
ある部分を一度頭の中に読み取って、覚えて、それを書く。瞬間的な記憶ではあるものの、覚えないと作業が進みません。
したがって覚える。
覚えるということは、ただやみくもに覚えるのは難しい。何等か自分のヒントとなることを考えながら、覚える。これは無意識にそうなります。
その結果として、文意を深くくみ取ることになるのです。理解が進む。
昔の人は良くこれをやっていました。
土台、本を印刷するという技術がない。したがって写本といって、だれかが持っている本を写させてもらう。
その結果として、ただ読むだけではない、理解を深める読み方ができてくるのです。
同じことが素読ということでも起こります。
素読というのは、文字通りただ声を出して読むだけ。小さいときから四書五経などをただ読む。ただその読むリズムが自分の記憶に残る。最初は意味などわからない。
ただ、あるときそのリズムから、なるほど、こういうことか、ということがわかるようになります。
いろいろ勉強することはあるので、時間がなかなかとれない部分はあるものの、国語の記述の解答の清書は非常に役に立ちます。記号式は清書しても意味がないが、記述問題はこうすることで自分でも答えの文章の形を覚えることができます。
ぜひおすすめしたい勉強法です。
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