08Jan 2017
子どもたちが受験勉強をするわけですから、当然、子どもが行きたい学校でないといけないのは当たり前の話ではあるのですが、しかし、子どもたちがいろいろな学校を知っているわけではない。
自宅から通える範囲でも、いろいろな学校があるでしょうから、それを全部見るわけにも行かないし、それなりに親が関わらないと決まらないのは当たり前のことです。
だから、最初の学校選びは親がすべきであることは間違いない。
ただ、その親の選択を子どもたちも納得しないといけないところはある。
これからがんばるのは、子どもたちですから、子どもたちが行きたいと思ってくれないと困る。
子どもたちが納得できる候補を選んであげてください。
2017年度募集案内
最終更新日: 1/9/17, 5:55 AM
07Jan 2017
入試会場で5年生の姿を見かけることがあります。
いよいよ自分の番だ、という意識を持たせたい、と思っておられるお父さん、お母さんも多いかと思うのですが、あんまりピンと来ていないような感じがします。
あの校門前の独特の雰囲気も、「朝から大変だなあ」とは思っても、それが自分に返ってくることはあまりない。
まあ、そんなもんだろうと思うのです。
だから、あまり入試見学は薦めていません。まだ1年あるので、少しずつ意識が上がっていけばそれで十分でしょう。
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最終更新日: 1/8/17, 5:55 AM
06Jan 2017
先生にもいろいろなタイプがいますが、その中に教えたい先生、がいます。
子どもがわからない、というと、すぐ教えてしまう。
どうだ、こんな解き方もあるんだぞ、みたいな感じ。
確かに玄人受けする解き方かもしれませんが、それで子どもたちはまずできるようにはならないのです。
むしろ、教えない先生についた子ができるようになる。
ところが、最近の子どもたちの様子を見ていると、すぐに「教えて」モードに入る。今までたくさん教えてもらっているから、自ら解決しようという気にならない。
さらに言えば、やらなければいけない問題がたくさんあるから、そんなに最初からひっかかっていられない、という意識もある。じゃあ、教えたら次にできるようになるか?と言えば、まずできるようにはなっていないのです。
つまり、自分で考えないとできるようにはならない。
したがって先生としては子どもたちの「教えて光線」に耐えつつ、「だめ、もう一回」というのが本当は正しい。
積み残したら、まあ、それは一旦切り捨てて、とにかくできる問題を一問でも増やした方が良い、と考えてください。
2017年度募集案内
最終更新日: 1/7/17, 5:55 AM